「靴を処分したい」
「靴の処分方法を知りたい」
靴はごみ袋に入るのでゴミの日に出せそうですが、自治体によってルールが異なるため事前に確認が必要です。ボロボロになって履けない靴はゴミとして出すしかありませんが、まだ履ける状態ならリサイクルショップで買い取ってもらったり寄付したりすることで、処分の手間を省けます。
本記事では、靴の処分方法4選と、状態別おすすめの捨て方を解説します。靴を捨てる適切なタイミングについて風水の観点からも紹介するので、靴の処分にお悩みの方は参考にしてみてください。
- 靴の処分方法は4つある
- 靴をゴミとして処分する場合は、自治体によって分別のルールが異なる
- まだ履ける靴は、売却や寄付が可能
- 相当な美品やブランド品でない限り、高値での売却は難しい
- 手間のわりに利益が小さい売却よりも、寄付の方が簡単かつ社会貢献につながる
靴の処分方法4選
靴の処分方法は、主に以下の4つです。
- 燃えるゴミ・燃えないゴミとして出す
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマアプリ・オークションサイトで売る
- 寄付する
それぞれの特徴を踏まえて、処分方法を選んでみてください。
燃えるゴミ・燃えないゴミとして出す
靴は、自治体ごとのルールに従ってゴミとして処分できます。名古屋市と前橋市の例をもとに、分別を確認してみましょう。
靴の種類 | 名古屋市の分別 | 前橋市の分別 |
---|---|---|
運動靴 | 可燃ゴミ | 紙・衣類等 |
革靴 | 可燃ゴミ | 紙・衣類等 |
サンダル | 可燃ゴミ | 可燃ゴミ |
ゴム長靴 | 可燃ゴミ | 可燃ゴミ |
スキー・スノーボードの靴 | 可燃ゴミ | 不燃ゴミ |
スケート靴 | 不燃ゴミ | 不燃ゴミ |
安全靴 | 可燃ゴミ | 不燃ゴミ |
名古屋市の場合は、多少金属がついている靴は可燃ゴミに分類しますが、前橋市は不燃ゴミとなります。このように、自治体ごとにルールが異なるため、自治体ごとのルールを調べることが大切です。
自治体によっては、ゴミの分別方法がわかる検索ページやアプリを配布しているので、探してみてください。
リサイクルショップに買い取ってもらう
まだ履ける靴の場合は、リサイクルショップに買い取ってもらうことも可能です。リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があるのは、以下の状態の靴です。
- 過度な汚れや傷がない
- カビが生えていない
- 悪臭がない
- デザインが古すぎない
リサイクルショップの店頭で販売されている中古の靴を見てみると、買い取ってもらえる基準がわかります。次の人が使える状態が、買い取ってもらえる基準の1つです。
なお、高値で買い取ってもらえる靴は、相当な美品かブランド品のみです。通常は、あまり高値がつかないため、手続きの手間と比べると大きな利益にはならないことがあります。
フリマアプリ・オークションサイトで売る
まだ履ける靴の場合は、フリマアプリやオークションサイトで売ることも可能です。実際に、以下のような靴が数多く販売されているので、参考にしてみてください。
- ピアノの発表会用の子ども靴
- 数回しか履いていない子ども靴
- 状態のよい安全靴
- ブランド物のスニーカー、革靴、ハイヒール
フリマアプリやオークションサイトで靴が売れると、自分で設定した価格分の利益を得られます。リサイクルショップに買い取ってもらう場合よりも、高く売れる場合があるのです。ただし、出品手数料や送料の負担が発生することがあるため、トータルで見るとどちらが得かはケースによります。
普段からフリマアプリやオークションサイトを利用している方は、試しに出品してみるのもよいでしょう。
寄付する
まだ使える靴の場合は、寄付するという方法もあります。NPO・NGO団体や企業が提供する寄付サービスを使って、必要としている人たちに靴を届けることが可能です。靴のリサイクルが社会貢献にもなるため、興味がある方は検討してみてください。
以下の記事で、靴のおすすめの寄付先を詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
靴を処分する前に確認したいポイント
以下の3点について理解を深めておくと、自分に合った靴の処分方法を決めることが可能です。
- 自治体によって処分方法が異なる
- 安全靴や作業靴はそのまま捨てられないことがある
- まだ履ける靴は買取や寄付ができることがある
靴の処分方法に迷われている場合は、参考にしてみてください。
自治体によって処分方法が異なる
靴は、自治体によって処分方法が異なります。名古屋市と前橋市のように、可燃ゴミと不燃ゴミの分別が真逆になっていることもあるので、お住まいの自治体のルールを理解することが大切です。
一人暮らしの場合、不燃ゴミがあまり出ないため、新たにゴミ袋を用意しなければならないケースもあります。まだ使える状態の靴を処分する際は、こうした手間も考慮して処分方法を選ぶとよいでしょう。
安全靴や作業靴はそのまま捨てられないことがある
安全靴や作業靴は、靴底やつま先に金属が入っているため、そのまま捨てられないことがあります。自治体によっては、金属を取り外し分別して捨てるよう指示されていることもあるので注意が必要です。
まだ履ける靴は買取や寄付ができることがある
まだ履ける靴は、リサイクルショップで買い取ってもらえたり寄付できたりします。その場合、処分費用がかからないうえ、査定額分の利益を得られるので、ゴミとして処分するよりお得です。日常的に履いておらず、まだ履ける靴は一度、リサイクルショップに持ち込んで査定してもらってみましょう。
靴の状態別おすすめの処分方法早見表
以下は、靴の状態別処分方法です。
靴の状態 | おすすめの処分方法 |
---|---|
履いておらず新品同様の状態 | ・リサイクルショップに買い取ってもらう ・フリマアプリ ・オークションサイトで売る ・寄付する |
数回程度しか履いておらず、汚れも傷もない | ・リサイクルショップに買い取ってもらう ・フリマアプリ ・オークションサイトで売る ・寄付する |
日常的に使用し、摩耗や小傷のがある | ・リサイクルショップに買い取ってもらう ・フリマアプリ ・オークションサイトで売る ・ゴミとして処分する |
履きつぶしてボロボロの靴 | ・ゴミとして処分する |
靴の買い取りや寄付の可否は、状態に大きく左右されます。次の人が気持ちよいかを考え、処分方法を選ぶのがおすすめです。迷った場合は、リサイクルショップの査定に出し、買い取りの可否を確認してみましょう。
風水でわかる?靴を処分するタイミング
古代中国で生まれた風水は、気の流れに配慮することで運気を呼び込む考え方の1つです。住居の場合、靴が置かれる玄関は運気の入口でもあります。玄関が汚いと運気が中に入っていかなくなるため、運気が下がってしまうのです。
日常的に履いている靴は、道端に落ちている悪い気を拾ってきてしまいます。そのため、玄関に汚れた靴が並んでいたり、汚れたまま靴箱に入れていたりすると、玄関からの運気が入りにくくなるとともに、悪い気が溜まってしまうわけです。
以上の考え方を踏まえると、靴を処分するタイミングは、以下の5つに分けられます。
- ほとんど履いていない靴
- 3年履いた靴
- 汚れが取れないボロボロの靴
- よい思い出がない靴
- 靴箱に入らない靴
風水の考え方はさまざまあるので、あくまで1つの考え方として参考にしてみてください。
ほとんど履いていない靴
ほとんど履いていない靴は、きれいな状態なので問題がないように思います。しかし、大切なのは収納スペースです。ほとんど履いていない靴を残しておくと、次第に靴箱や玄関の収納スペースが消費され、すき間がなくなってしまいます。これだと、外から入ってきた運気を取り込めないというのが風水の考え方です。
玄関は新しい運気を迎え入れる入口であるため、ゆとりが大切です。ほとんど履いていない靴を手放す場合は、売却や寄付をおすすめします。
3年履いた靴
靴や履き方によって寿命は異なりますが、風水では靴の寿命を3年とすることが多くあります。そのため、3年履いた靴は状態にかかわらず処分するのもひとつの方法です。ただし、3年経つまで使い続けなければならないということではありません。過度な汚れや傷、破損がある場合は、都度処分するようにしましょう。
汚れが取れないボロボロの靴
汚れが取れないボロボロの靴は、処分するのがおすすめです。汚れた靴は玄関の汚れやニオイを充満させるため、運気を逃がすことにもつながります。汚れとともに悪い運気を持ち込んで蓄積している可能性もあるので、処分しましょう。
よい思い出がない靴
よい思い出がない靴は、処分しましょう。例えば「事故に遭ったときに履いていた靴」や「転びやすい靴」などです。靴には悪い気が溜まりやすいといわれているため、縁起が悪い靴は処分するのが無難です。特別な処分方法はありませんが、気になる方は塩を一振りし、清めてから処分するとよいでしょう。
まとめ:処分がもったいない靴は寄付がおすすめ
状態が悪い靴は、各自治体のルールに従ってゴミとして処分するのが適切です。まだ履ける状態がよい靴は、売却や寄付がおすすめです。
相当な美品やブランド品でない限り、靴は高く売れません。売却の手間を考えると、大きな利益にはならないこともあるでしょう。そうした場合は、寄付がおすすめです。寄付は金銭的な利益は得られませんが、社会貢献につながります。
愛知県小牧市にあるエコトレーディングでは、靴の寄付を承っています。寄付された靴は、発展途上国や国内の施設に届けられ、大切に使われていくのです。直接持ち込んでいただければ、費用は発生しません。ご自宅からの発送による寄付も受け付けていますが、送料をご負担いただく点にご注意ください。
「靴を捨てるのがもったいない」という方は、ぜひ寄付を検討してみてください。