「炊飯器を買い替えたいけど、古い炊飯器の処分方法がわからない」
「炊飯器は無料で処分できるの?」
「できれば環境に優しい方法で処分したい」
など、古い炊飯器の処分方法がわからずお困りではないでしょうか。
炊飯器はさまざまな処分方法があり、無料での処分も可能です。
当記事では、炊飯器の処分方法やそれぞれの費用について解説していきます。
炊飯器の処分に関する不安が解消され、スムーズに処分することができます。炊飯器の処分方法にお困りの方は参考にしてください。
炊飯器の処分方法【5選】
炊飯器の処分方法は、以下の5つです。
- 自治体のサービスを利用する
- 回収ボックスを利用する
- 不用品回収業者を利用する
- フリマやオークションで売却する
- リサイクルショップで買い取ってもらう
処分方法により費用や基準が異なるため、自分にとって適切な処分方法を選択しましょう。
①自治体のサービスを利用
自治体のサービスを利用することで、炊飯器を処分することが可能です。
自治体へごみとして出す場合、
- 不燃ごみ
- 粗大ごみ
- 小型家電回収ボックス
の3つの方法があります。
以下は、名古屋市の場合の炊飯器のサイズに対する処分方法と費用です。
炊飯器のサイズ | 処分方法 | 費用 |
---|---|---|
縦15×横40×奥行25cm以下 | 小型家電回収ボックス | 無料 |
30cm角以下 | 不燃ごみ | 無料 |
30cm角以上 | 粗大ごみ | 250円(税込み) |
また、粗大ごみを出すには予約が必要であったり、市区町村によって粗大ごみの基準が異なっていたりする点には注意しましょう。
②回収ボックスを利用
前項でお伝えしましたが、自治体のサービスのひとつに、小型家電回収ボックスがあります。
小型家電回収ボックスは、小型家電リサイクル法の施行により設置されたリサイクルが目的の回収ボックスです。
費用は無料で、公共施設やスーパー、家電小売店などに専用の回収ボックスを設置している場合がほとんどです。
リサイクルすることによりごみにならず、環境にも優しい処分方法といえるでしょう。
③不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に依頼すると、壊れたり汚れていたりする炊飯器でも引き取ってもらえます。
回収業者のスタッフが自宅まで引き取りに来てくれるため、手間がかからず気軽に処分できるでしょう。
ただし、費用が高めの傾向があります。引っ越しなどで出た不用品をまとめて処分したい場合にはお得に利用できますが、炊飯器1つを処分したい場合には不向きであるといえます。
また、一般家庭の不用品を回収するには、自治体から「一般廃棄物収集運搬業」の許可が下りている業者である必要があります。
許可のない業者のなかには「不用品を無料で回収」とうたい、あとから高額な費用を請求する業者も存在します。そのような業者には依頼しないよう注意しましょう。
④フリマやオークションで売却する
炊飯器を売却できる代表的なフリマやオークションは、
- メルカリ
- Yahoo!オークション
以上の2つです。
メルカリは、個人が簡単に物の売り買いを楽しめるフリマアプリです。アプリ上で気軽に売買ができるため、利用しやすい方法といえるでしょう。
ヤフオクは、Yahoo! JAPANが運営する日本最大級のネットオークションサイトです。不要となった物を機能やデザイン性によっては高額で処分できる可能性があります。
どちらも出品は無料ですが、売れた際に手数料や送料が発生し、必ず売れる保証はありません。
また、個人間でのやり取りで売買するため、トラブルに発展するケースがあることに注意しておきましょう。
⑤リサイクルショップで買い取ってもらう
「まだ使えるのに、捨てるのはもったいない」そんな風に感じるときは、リサイクルショップで買い取ってもらうのがおすすめです。
問題なく使える状態であれば、ほとんどの場合で値が付くでしょう。
また、以下の条件に当てはまっている場合、査定額が高くなる可能性があります。
- 日本製の人気メーカー製品である
- 傷が少なく綺麗である
- 説明書や箱がついている
まだまだ使えそうな場合は、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。
炊飯器の処分にかかる費用相場は「無料〜9,800円」
炊飯器の処分にかかる費用相場について紹介します。
それぞれの処分方法ごとに費用は異なるため、比較し最適な処分方法を見つけましょう。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
不燃ごみ | 無料 |
粗大ごみ | 250円~1,000円前後 |
買い替え | 無料~2,000円前後 |
フリマ・オークション | 無料(一部手数料あり) |
不用品回収業者 | 9,800円~(不用品の大きさによる) |
リサイクルショップ | 無料 |
不燃ゴミ|無料
炊飯器は、不燃ごみとして処分すれば費用は無料です。ただし、サイズによっては不燃ごみとして処理できない場合があります。
例えば、名古屋市の基準では、30cm角以下の炊飯器は不燃ごみとして処分が可能です。
粗大ごみ|250円~1,000円前後
炊飯器を粗大ごみとして処分する場合は費用がかかります。
自治体によって金額は変動しますが、250円〜1,000円ほどのところがほとんどです。
【粗大ごみ処理費用の例】
- 名古屋市:250円(税込み)
- 一宮市:800円(税込み)
- 小牧市:1,050円(税込み)
買い替え|無料~2,000円前後
メーカーで新しい炊飯器を購入した際、これまで使用していた古い炊飯器を引き取ってもらえる場合があります。
費用はメーカーごとに異なり、無料〜2,000円前後が多数です。
【象印マホービン】
- 象印のオンラインストアで商品を購入の際に、らくらくリサイクルを利用することで引き取りが可能
- らくらくリサイクル対象商品であれば費用は無料
【アイリスオーヤマ】
- アイリスオーヤマの公式通販サイトで「小型家電リサイクル券」を2,200円で購入
メーカーによっては無料で引き取りを行っているため、新しく買い替える際には引き取り可能かをチェックしておくといいでしょう。
フリマ・オークション|無料(一部手数料あり)
フリマやオークションに出品する際にかかる費用は無料です。ただし、売れたり落札されたりした場合には手数料が発生します。
【メルカリ】
- アプリ登録・商品出品は無料
- 出品した商品が購入され取引が完了した際に、商品代金の10%が販売手数料として必要
【ヤフオク】
- 出品は無料
- 落札した際に、落札システム手数料10%が必要
写真撮影や発送を自分でやらなければなりません。しかし、商品説明文を工夫するなどのひと手間で、売れる確率が上がるところがフリマやオークションの魅力です。
不用品回収業者|9,800円~(不用品の大きさによる)
不用品回収業者は、搬出作業費や車両費、出張交通費を全て含んだ料金の場合が多く、費用は高めの傾向です。
費用は不用品の大きさ(重さ)によって変動し、軽トラック積載プランで9,800円(税込み)、1.5トントラック積載プランで39,800円(税込み)ほどかかります。
そのため、まとめて不用品を回収する場合に向いている処分方法といえるでしょう。
リサイクルショップ|無料
リサイクルショップで買い取ってもらえれば、処分費用は無料です。それだけではなく、買取価格がつけばお金が手元に戻ってきます。
売りたいと思った当日に査定してもらえるため、すぐに現金化したい方におすすめです。
買取内容としては、
- お店へ直接持ち込む「店頭買取」
- 自宅へスタッフが来て査定と買取をしてもらえる「出張買取」
があります。
とくに出張買取は、忙しくてリサイクルショップになかなか行く時間がない人におすすめのサービスです。炊飯器以外にも処分したいものがある場合には、出張買取を利用してみましょう。
再良市場では、店頭買取と出張買取のどちらも対応しています。店頭買取なら即日買取が可能なため、スムーズに炊飯器を処分できます。
また、年式が古くて買取できない場合でも、手数料をいただければ引き取りも可能です。
手間がかからない処分方法をお探しの方は、再良市場へお気軽にお問い合わせください。
炊飯器を処分するときの注意点は3つ
炊飯器を処分するときには、注意しなければならないことがあります。
注意点は以下の3つです。
- 保証期間により処分しなくても良い場合がある
- 自分自身でリチウム電池を取り外せない場合がある
- 分別に手間がかかる
注意点をしっかりと確認し、適切な方法で炊飯器を処分しましょう。
①保証期間により処分しなくても良い場合がある
メーカーで炊飯器を購入すると、アフターサービスや保証書が整っている場合がほとんどです。
保証期間内であれば、無料で修理してもらえます。ただし、年数や状態によっては有料になる場合もあります。
買い替えたほうがお得になる場合もあるため、状態や費用を考慮し最適な方法を選びましょう。
②自分自身でリチウム電池を取り外せない場合がある
リチウム電池は不燃ごみに出せません。そのため、炊飯器を不燃ごみとして出す場合には、必ずリチウム電池を取り外す必要があります。
炊飯器の電気プラグを抜いても時計表示がされたままの場合は、炊飯器に内蔵したリチウム電池が作動している状態です。
内蔵されたリチウム電池は、自分自身では取り外せない場合が多いため、必ずメーカーへ問い合わせ、外してもらうよう依頼してください。
取り外したリチウム電池の処分方法は自治体によって異なります。名古屋市では、電池類はひとまとめにして透明の袋に入れ、プラスチック資源と同じ日に出すのがルールです。
お住まいの自治体に合わせて適切に処分しましょう。
③分別に手間がかかる
炊飯器を不燃ごみで出せる場合は無料となりますが、
- 炊飯器のサイズを測る
- 粗大ごみに出す日の予約
- リチウム電池の取り外し
など、意外と手間がかかります。
不用品回収サービスなら分別の手間はありませんが、費用が高い傾向があります。
分別に手間をかけたくない場合は、リサイクルショップの買取サービスを利用しましょう。費用がかからず、分別の手間もかからないため、気軽に処分することが可能です。
再良市場では、店頭買取はもちろん、出張買取にも対応しています。そのため、忙しくてお店になかなかいけない人にもおすすめです。
まとめ:炊飯器の処分にお困りなら、再良市場の出張買取サービスを検討ください!
炊飯器を手間をかけずに処分できても、その分費用がかかってしまう場合もあります。そのため、自分に合った費用と処理方法を適切に選ぶことが大切です。
負担なく費用を抑えて炊飯器を処分したい方は、リサイクルショップで買い取ってもらうのがおすすめです。
再良市場では、炊飯器の買取査定を無料で行っています。まだ使える製品であれば買取価格がつくため、手元にお金が入る可能性があります。
また、年式が古いなどの理由で買い取れない炊飯器も、引き取り手数料をいただくことでお引き取りが可能です。
出頭買取も行っていますので、ぜひ再良市場へお気軽にお問い合わせください。