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【2024年最新】冷蔵庫の下取りについて9社を比較!キャンペーンの有無と下取り価格の目安を解説

冷蔵庫の下取りについて9社を比較!キャンペーンの有無と下取り価格の目安を解説

「まだ使えるけど、新しい冷蔵庫を買いたい」
「お得に冷蔵庫を買い替えたい」

冷蔵庫を買い替える際に悩むのが、使用中の冷蔵庫の処分方法です。家電量販店で下取りしてもらえると、お得に買い替えられそうですよね。しかし、下取り方法によっては、使用中の冷蔵庫をリサイクルショップで買い取ってもらった方がお得な場合があります。

本記事では、冷蔵庫の下取りについて、家電量販店9社のキャンペーンの有無や価格の目安を比較しました。量販店それぞれの下取りの定義の違いにも触れているので、お得に冷蔵庫を買い替えたい方は参考にしてみてください。

この記事のポイント
  • 家電量販店における冷蔵庫の下取りには3つの定義がある
  • 「有料リサイクル回収+値引き」のパターンは、別途リサイクル費用がかかるので注意が必要
  • 家電量販店で下取り不可だった場合を想定し、新しい冷蔵庫の購入前にリサイクルショップの査定を受け、買取価格を把握しておくとよい
目次

冷蔵庫の下取りとは?買い替え前提の処分方法

下取りとは、商品を購入する際、古くなった同種の製品を引き取り、代金の一部にあてることです。つまり、冷蔵庫を下取りしてもらうと商品の代金が安くなるはずです。

ところが、冷蔵庫の下取りには3種類あり、量販店によって定義が異なります。

  • 買取:新しい冷蔵庫の購入時、使用中の冷蔵庫を買い取ってくれる
  • 有料リサイクル回収+値引き:有料リサイクル回収に申し込むと商品が値引きされる
  • 引取:無料で使用中の冷蔵庫を引き取ってくれる(値引きはない)

「有料リサイクル回収+値引き」では、リサイクル費用を支払う必要があり、場合によっては購入額が高くなることもあるので注意しましょう。使用中の冷蔵庫がまだ使える場合、買取がお得です。

買取との違い

買取とは、業者が消費者から中古の製品を買い取ることです。下取りは、買取に含まれます。業者に買い取ってもらった製品は、原則返品できません。

処分との違い

処分とは、不要なものを捨てることです。下取りは、基本的に中古品をリユースするので、処分とは異なります。ただし、リサイクル処分の場合は、中古品のリユースと同様の意味で使うことがあります。

家電量販店の下取りでは、「有料リサイクル回収+値引き」がリサイクル処分に該当するわけです。

冷蔵庫の下取りキャンペーンの有無と下取り価格の目安

家電量販店9社について、冷蔵庫下取りキャンペーンの有無と価格の目安を調査しました。店ごとに下取りの意味が異なるので、比較する際はご注意ください。リサイクル回収は別途費用の支払いが発生するので、実質値引き額が低くなります。

家電量販店下取りの意味対象
ヤマダ電機買取まだ使える製品のみ
ノジマ買取まだ使える製品のみ
ビックカメラ有料リサイクル回収+製品購入額から値引き壊れている製品もOK
コジマ有料リサイクル回収+製品購入額の値引き壊れている製品もOK
ジャパネットたかた有料リサイクル回収+製品購入額の値引き壊れている製品もOK
ケーズデンキ下取りなし
ヨドバシカメラ下取りなし
エディオン下取りなし
ジョーシン下取りなし

まだ使える冷蔵庫をお得に買い替えたい場合は、「下取り=買取」の店がおすすめです。

ヤマダ電機|冷蔵庫の下取りキャンペーンあり

ヤマダ電機では、冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施しています。冷蔵庫は、店頭買取が手数料無料でお得です。もし、訪問下取りを依頼する場合は、別途2,750円(税込)の訪問料が発生するので注意しましょう。ただし、ヤマダ電機で新しい冷蔵庫を購入した場合は、購入品の配送時に下取りしてもらえるため、手数料がかかりません。

以下は、ヤマダ電機で下取りしてもらえる冷蔵庫です。

対象メーカー製造年
すべてのメーカー2014~2023年製

ヤマダ電機の下取りキャンペーンを利用する際は、以下に注意しましょう。

  • 本体に破損や変色、サビつきなどがあると下取り対象外となる
  • 電源コードおよび付属品がない場合、下取り対象外となる
  • 店舗によっては、下取りキャンペーンを実施していない
  • 下取り時は身分証明書の用意が必要となる
  • 未成年の場合は親権者の同伴が必要となる

ヤマダ電機で冷蔵庫を買い替える際は、下取りキャンペーンの利用を検討してみましょう。

ノジマ|冷蔵庫の下取りキャンペーンあり

ノジマは、冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施しています。ノジマの冷蔵庫の下取りは、以下の手順でおこないます。

  1. 下取りチェッカー」を使って下取りを申し込む
  2. 郵送で「下取り受付票」が届く
  3. ノジマで冷蔵庫を購入する
  4. 新しい冷蔵庫の受け取り時に、下取り受付票を貼付した使用中の冷蔵庫を引き渡す
  5. 使用中の冷蔵庫の検品後、下取り価格が振り込まれる

下記は、ノジマでの冷蔵庫の下取り価格の一例です。

冷蔵庫の種類パナソニック NR-F508HPX
下取り価格5万4,500円

なお、壊れた冷蔵庫の下取り時は、リサイクル費用が発生するので注意が必要です。

ビックカメラ|冷蔵庫の下取り値引きあり

ビックカメラでは、冷蔵庫の購入時に使用中の冷蔵庫のリサイクルを申し込むと、最大2万円の下取り値引きを受けられます。ただし、使用中の冷蔵庫はリサイクル回収にあたるため、リサイクル料金と収集・運搬料金の支払いが必要です。

例えば、日立の冷蔵庫「R-KWC57S-H」(567L)を購入した場合、下記のようになります。

日立「R-KWC57S-H」(567L)を購入した場合価格(税込)(※)
販売価格29万7,000円
下取り価格5,000円
購入価格(販売価格-下取り価格)29万2,000円
使用中の冷蔵庫のリサイクル料金4,730円
使用中の冷蔵庫の収集・運搬料金1,650円
支払総額29万8,380円
※価格は2023年10月31日時点

今回例に挙げた冷蔵庫の場合は、支払総額が販売価格より高くなってしまいました。冷蔵庫は容量が大きくなるほど、リサイクル料金が高くなる点に留意が必要です。

購入前に、支払総額のシミュレーションをおすすめします。

コジマ|冷蔵庫の下取り値引きあり

コジマでは、冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施しています。新しい冷蔵庫を買い替えるときに、使用中の冷蔵庫をリサイクルに出すと、最大2万円の下取り値引きを受けられます。

ただし、リサイクル回収にあたるため、リサイクル料金と収集・運搬料金の支払いが必要です。

以下は、コジマで冷蔵庫を買い替える際に下取りに出した場合の金額例です。

東芝「GR-V450GTL(TW)」(452L)を購入した場合価格(税込)(※)
販売価格24万1,560円
下取り価格2万円
購入価格(販売価格-下取り価格)22万1,560円
使用中の冷蔵庫のリサイクル料金6,380円
使用中の冷蔵庫の収集・運搬料金1,650円
支払総額22万9,680円
※価格は2023年10月31日時点

使用中の冷蔵庫の回収に合計で8,030円かかるので、実質値引き額は約1万2,000円となります。新しい冷蔵庫を1万円以上値引きしてもらえると考えると、お得です。

ジャパネットたかた|冷蔵庫の下取り値引きあり

ジャパネットたかたでは、対象冷蔵庫の下取り値引きキャンペーンを実施しています。同社の使用中の冷蔵庫の下取りは、リサイクル回収なので、別途リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクルのため、壊れている冷蔵庫でも回収してもらえるのがうれしいポイントです。

例えば、日立の冷蔵庫「R-H54TG S」(540L)を購入した場合は、下記のようになります。

日立「R-H54TG S」(540L)を購入した場合価格(税込)(※)
販売価格26万9,800円
下取り価格7万円
購入価格(販売価格-下取り価格)19万9,800円
使用中の冷蔵庫のリサイクル料金4,730円
使用中の冷蔵庫の収集・運搬料金4,400円
支払総額20万8,930円
※価格は2023年10月31日時点

リサイクル料金と収集・運搬料金を支払うことを踏まえると、支払総額は20万8,930円となり、実質6万820円の値引きとなります。ただし、下取り価格はタイミングによって大きく変わるので、下取りに出すタイミングで調べるようにしましょう。

ケーズデンキ|冷蔵庫の下取りキャンペーンなし

ケーズデンキでは、冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施していません。リサイクル回収に対応していますが、リサイクル料金と収集・運搬料金の支払いが必要です。使用中の冷蔵庫がまだ使える場合は、下取りキャンペーンを実施している他店かリサイクルショップを活用しましょう。

ヨドバシカメラ|冷蔵庫の下取りキャンペーンなし

ヨドバシカメラは、冷蔵庫の下取りキャンペーンはおこなっていませんが、期間限定で買い替えキャンペーンをおこなうことがあります。買い替えキャンペーンでは、新しい冷蔵庫の購入時にリサイクル回収に申し込むことで、規定のポイントを受け取れます。

下取り値引きや現金買取とは異なるものの、受け取ったポイントでリサイクル費用を相殺できると考えると、単なる有料リサイクルよりもお得です。

エディオン|冷蔵庫の下取りキャンペーンなし

エディオンでは、現在冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施していません。ただし、2022年には下取り価格最大3万円のキャンペーンを実施していたため、今後も実施するかもしれません。

エディオンでは大型家電のリサイクル回収をおこなっていますが、リサイクル費用を支払う必要があります。エディオンで冷蔵庫を購入する場合は、使用中の冷蔵庫をリサイクルショップに買い取ってもらうと、実質購入額を安く済ませることが可能です。

ジョーシン|冷蔵庫の下取りキャンペーンなし

ジョーシンでは、冷蔵庫の下取りキャンペーンを実施していません。有料のリサイクル回収はおこなっており、冷蔵庫を買い替えなくても引取りのみで対応してくれます。有料処分となるので、お得に冷蔵庫を買い替えたい場合は、他店の下取りキャンペーンをチェックしてみてください。

冷蔵庫の下取り前3つの準備

冷蔵庫を下取りに出す前に、次の3つの手順で準備しておきましょう。

  1. 冷蔵庫の中身を出しておく
  2. 付属品をそろえておく
  3. リサイクルショップで買取価格を査定してもらっておく

準備を整えておくと、業者に使用中の冷蔵庫を引き渡す際スムーズです。

1.冷蔵庫の中身を出しておく

使用中の冷蔵庫を下取りに出す前に、冷蔵庫の中身をすべて出しておきましょう。電源は抜かなくてもよいため、すぐに取り出せるよう箱や収納ケースに食品を入れておくと、新しい冷蔵庫の配送直前でも問題ありません。

トレーや卵ケースなどの付属品は、冷蔵庫の中に入れておいても大丈夫です。

2.付属品をそろえておく

下取りに出す前に、冷蔵庫の付属品をそろえておきます。付属品がないと、下取りしてもらえないことがあります。付属のトレーだけでなく、説明書もあるとよいでしょう。

「有料リサイクル回収+値引き」の場合は、付属品をそろえる必要はありません。

3.リサイクルショップで買取価格を査定してもらっておく

まだ使える冷蔵庫を下取りに出す際は、準備をしたあとでリサイクルショップに買取価格を査定してもらっておくのがおすすめです。もし、家電量販店で下取り不可だった場合、処分が有料となるためです。無料で出張査定をしてくれるリサイクルショップだと、気軽に依頼できます。

下取り不可だった場合は、速やかにリサイクルショップに買い取ってもらえる体制を整えておくとスムーズです。

冷蔵庫の下取りができないパターン

冷蔵庫の下取りができないパターンには、次の2つがあります。

  • 製造年が古い
  • 壊れている

下取りの際に使用中の冷蔵庫を買い取りしてもらいたい場合は、2点を確認してみてください。

製造年が古い

製造年が古いと、下取りの対象とならないことがあります。

買取で下取りに対応してくれる、2つの家電量販電の場合以下のとおりです。

  • ヤマダ電機:2014年製から
  • ノジマ:8年前の製品(2015年製)から

下取りを検討している冷蔵庫の製造年をチェックし、上記に該当していなければ下取りしてもらえる可能性が高まります。

壊れている

壊れている冷蔵庫は、下取りできません。検品して動作不良と認められると、有料のリサイクル回収で対応となることがあります。

なお、「有料リサイクル回収+値引き」の場合は、壊れている冷蔵庫でも下取り可能です。

冷蔵庫が下取り不可だったときのおすすめ処分法

家電量販電で冷蔵庫の下取りが不可だった場合、次の3つの方法で使用中の冷蔵庫を処分できます。

  • リサイクルショップで買い取ってもらう
  • フリマ・オークションサイトで売る
  • リサイクル家電法に基づいて処分する

3つのなかでは、リサイクルショップで買い取ってもらうのがもっともお得です。使用中の冷蔵庫を下取りに出す前に、リサイクルショップで査定してもらい、買取価格を知っておくとスムーズに処分できるのでおすすめです。

リサイクルショップで買い取ってもらう

使用中の冷蔵庫は、リサイクルショップで買い取ってもらうのが、もっともお得な処分方法です。

リサイクルショップを選ぶ際は、出張買取を無料でおこなってくれるところを選びましょう。冷蔵庫を店頭に運ばずに、自宅で取引が可能です。

フリマ・オークションサイトで売る

フリマ・オークションサイトで売るのも、1つの方法です。ただし、フリマ・オークションサイトはリサイクルショップと違い、出品や配送の手続きを自分でおこなうため、手間がかかります。出品手数料や送料の負担が発生することもあるので、注意が必要です。

壊れている冷蔵庫でも、ジャンク品として買い取ってくれるユーザーがいる可能性があることがメリットです。リサイクルショップで買取不可だった冷蔵庫は、フリマ・オークションサイトで売ってみることも検討しましょう。

リサイクル家電法に基づいて処分する

リサイクル家電法に基づいて処分する方法は、最終手段です。冷蔵庫をリサイクル処分する場合は、リサイクル料金と収集・運搬料金の支払いが発生するためです。

洗濯機のリサイクル料金はメーカーによって異なり、3,740円以上です。収集・運搬料金は、依頼する業者によって異なります。

家電量販店での下取りとリサイクルショップでの買取が不可だった場合は、リサイクル処分を検討しましょう。

まとめ:冷蔵庫の下取り前にリサイクルショップで買取価格を査定してもらおう!

家電量販店での冷蔵庫の下取りには、次の3つの意味があります。

  • 買取:新しい冷蔵庫を購入時、使用中の冷蔵庫を買い取ってくれる
  • 有料リサイクル回収+値引き:有料リサイクル回収に申し込むと商品が値引きされる
  • 引取:無料で使用中の冷蔵庫を引き取ってくれる(値引きはない)

「有料リサイクル回収+値引き」のパターンでは、リサイクル費用の支払いが必要です。値引き額によってお得な度合いが変わるので、値引き額からリサイクル費用を差し引いた実質値引き額を事前に確認しましょう。

まだ使える冷蔵庫が家電量販店で下取り不可だった場合は、リサイクルショップに相談するのがおすすめです。

再良市場は、愛知県・岐阜県で8店舗を構えるリサイクルショップです。まだ使える冷蔵庫をお得に買い替えたい場合は、ぜひご相談ください。再良市場は、出張査定やLINEおよび無料査定フォームを利用したオンライン査定が可能です。

ご自宅にいながら、無料で冷蔵庫の査定額がわかります。家電量販店に下取りに出す前にご相談いただければ、下取り不可だった際もスムーズに冷蔵庫を処分できますので、お気軽にお問い合わせください。

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