「ピアノを処分したいけど方法がわからない」
「処分費用を抑えるにはどうすればいいの?」
大きなピアノの処分方法や処分費用がわからず、お困りではありませんか?
ピアノの処分方法には、粗大ゴミとして出すほか、買取業者に依頼する方法があります。
この記事では、ピアノの処分方法と処分費用の相場、後悔しやすいポイントなどを解説します。
いくつかの方法を比較しながら、あなたに最適なピアノの処分方法を見つけましょう。
ピアノのオススメ処分方法5選
ピアノの処分方法には、次の5つがあります。
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- リサイクルショップに依頼する
- ピアノ買取業者に依頼する
- フリマアプリを利用する
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
粗大ごみとして処分する
自治体に粗大ゴミの回収を依頼する方法です。
通常の粗大ゴミと同様の手順で回収してもらえるため、慣れている方は安心して処分できます。
ただし、ピアノを粗大ゴミとして処分する際は、以下の点に注意しましょう。
- 自治体ごとに申し込み方法や処分費用が異なる
- ピアノの種類によって、回収できないピアノがある
たとえば名古屋市では、電子ピアノは粗大ゴミとして受付していますが、そのほかの種類のピアノは受付対象外です。
同様に多くの自治体で、電子ピアノ以外のピアノの回収を行っていない可能性があります。
粗大ゴミとして処分できるか不明な場合は、自治体に問い合わせてみましょう。
不用品回収業者に依頼する
ピアノは粗大ゴミとして処分するほか、不用品回収業者に依頼し処分することもできます。
不用品回収業者による処分は、ピアノの種類に関係なく受け付けてもらえる点がメリットです。
また、壊れたピアノや古いピアノでも引き取ってもらえる場合が多く、自治体による粗大ゴミ回収が利用できない方におすすめの方法です。
ただし、不用品回収業者を利用する際は以下に注意しましょう。
- 業者によって処分費用が異なる
- 悪徳な業者とトラブルになる可能性がある
実際に、不用品回収業者から高額請求をされた事例が発生しています。「定額料金」「即日対応」「格安」などを売り文句にしている業者は避けましょう。
不用品回収をめぐるトラブルを避けるためには、自治体の許可を得ている業者を利用するのがおすすめです。
また、事前に処分費用を見積もってもらったり、複数の業者で費用を比較したりしましょう。
リサイクルショップに依頼する
ピアノがまだ使える状態なら、リサイクルショップでの買取がおすすめです。
不用品回収業者とは異なり、リサイクルショップでは1点から受付が可能で、査定額によっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。
また、買取ができないピアノでも、追加費用を支払えば処分できる点も魅力の一つです。
リサイクルショップによる買取は、一般に以下の流れで行われます。
- 電話またはメールで問い合わせをする
- 査定額の概算や出張買取の日時を確認する
- 訪問査定を受ける
- 買取金額を受け取り品物を搬出してもらう
万が一、出張買取の査定額に納得がいかない場合はキャンセルも可能です。
まだ使用できるピアノの処分を検討している場合は、リサイクルショップに問い合わせをしましょう。
ピアノ買取業者に依頼する
ピアノ買取専門の業者に依頼すれば、まだ使用できるピアノを買い取ってもらえます。
業者によっては、買取後のピアノを再生している場合があるため、処分に抵抗がある方にもおすすめの方法です。
ピアノ買取業者を利用する場合の注意点は、以下のとおりです。
- 電子ピアノの取り扱い有無
業者によって、電子ピアノの買取を実施していない場合がある - ブランドによる価格の差
ヤマハ・カワイ以外のピアノは買取価格がつかない可能性がある
このように、ピアノ買取業者による買取は、特定の条件に合ったピアノに限られます。
また、ピアノの状態によって査定額が異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較しましょう。
フリマアプリを利用する
ピアノが使用できる状態であれば、フリマアプリで売却できる可能性があります。
フリマアプリの魅力は、自分で売りたい値段を決められる点です。処分費用がかからないうえに、送料や手数料を除いた収入も得られます。
ただし、フリマアプリを使用する際は、以下に注意しなければなりません。
- 処分の手間がかかる
出品作業、購入希望者とのやり取り、梱包から発送といった工程を個人で行う必要がある - 売れるまでに時間がかかる
いつ売れるか分からず、処分までの期間が長くなる可能性がある
売却までに時間がかかっても良い場合や、少しでも高く売却したい場合は、フリマアプリを使用するのも一つの手です。
なるべく早くピアノを処分したい方は、ほかの方法で処分しましょう。
ピアノ処分費用の相場
ピアノは主に3つに分類され、種類ごとに処分費用が異なります。
- 電子ピアノ
- アップライトピアノ
- グランドピアノ
ここからは、ピアノの種類ごとに処分費用の相場を見ていきましょう。
電子ピアノ
電子ピアノの処分費用の相場は以下のとおりです。
- 粗大ゴミ
処分費用:500〜2,000円程度 - 不用品回収業者
処分費用:10,000円程度 - リサイクルショップ・ピアノ買取業者
買取価格:5,000円〜150,000円程度
粗大ゴミ、不用品回収業者による処分は、壊れた電子ピアノを処分したい方におすすめの方法です。
一方、まだ使用できる電子ピアノであれば、リサイクルショップやピアノ買取業者を利用するのがおすすめです。
電子ピアノの買取価格は、メーカーや型番によって大きく異なるため、複数の業者に査定を依頼してから処分方法を決めましょう。

アップライトピアノ
アップライトピアノの処分費用の相場は以下のとおりです。
- 粗大ゴミ
ほとんどの自治体で回収不可 - 不用品回収業者
処分費用:約20,000円〜30,000円程度 - リサイクルショップ・ピアノ買取業者
買取価格:50,000円〜400,000円程度
アップライトピアノは、自治体の粗大ゴミとして処分するのが難しい楽器です。
たとえば名古屋市のホームページによると、ピアノは「処理困難品」に指定されており、市での回収は依頼できません。
ただし、アップライトピアノには電子ピアノよりも高値で買い取ってもらいやすい特徴があります。
買取価格の差が大きいものの、メーカーや型番によっては大きな臨時収入になるかもしれません。
アップライトピアノの処分を検討している場合は、不用品として処分する前に、複数の買取業者で見積もってもらいましょう。
グランドピアノ
グランドピアノの処分費用の相場は以下のとおりです。
- 粗大ゴミ
ほとんどの自治体で回収不可 - 不用品回収業者
処分費用:23,000円〜50,000円程度 - リサイクルショップ・ピアノ買取業者
買取価格:50,000円〜800,000円程度
グランドピアノは、搬出にかなりの労力を要する楽器です。
自治体による処分は困難で、不用品回収業者に処分を依頼しても費用がかさむことが多いです。
ただし、グランドピアノはピアノの中でもとくに高値で買い取ってもらえる可能性があります。アップライトピアノ同様、買取価格に大きな差があるため、複数の業者に査定を依頼しましょう。
ピアノ処分で後悔しやすいポイント
ピアノを処分する際に後悔しやすいポイントとして、次の2つが挙げられます。
- 処分したことでつらくなった
- 処分にかかるコストを比較しなかった
ピアノ処分で後悔しないように、それぞれを詳しくみていきましょう。
処分したことでつらくなった
思い出がつまったピアノを処分するのは寂しいものです。
使わないからといって慌てて処分すると、後悔するかもしれません。いくつかの処分方法を比較しながら、時間をかけてピアノの処分を検討しましょう。
処分する決心がつかない方は、買取サービスを利用すれば気持ちが楽になるかもしれません。買取を利用すれば、ほかの人にピアノを再利用してもらえる可能性があります。
複数の業者からピアノの査定を受けつつ、処分する日までに気持ちを整えていきましょう。
処分にかかるコストを比較しなかった
ピアノを粗大ゴミや不用品として処分すると、買取のチャンスを逃して後悔するかもしれません。
とくに、有名ブランドのピアノであれば、高値で買い取ってもらえる可能性があります。後悔をしないためには、複数の買取業者に査定を依頼し、納得のいく価格で買い取ってもらうことが大切です。
ピアノの処分方法を比較したり、処分費用の相場を確認したりしながら慎重に進めましょう。
ピアノを処分するメリット
ピアノを処分する際の主なメリットとして、次の2つが挙げられます。
- 部屋を広く使用できる
- 現金化できる可能性がある
メリットが大きければ、ピアノを処分することに前向きになれるかもしれません。
ピアノの処分によって得られるメリットを詳しく見ていきましょう。
部屋を広く使用できる
ピアノの処分によって、部屋を広く使用できるというメリットが得られます。ピアノは大きく、部屋のスペースを圧迫しやすい楽器です。
空いたスペースを模様替えに活かすなど、前向きに考えることでピアノを処分しやすくなるでしょう。
現金化できる可能性がある
ピアノの買取によって現金に変えられる点も、ピアノを処分するメリットの一つです。
ヤマハやカワイなどの有名メーカーや、ピアノの品番によっては高く買い取ってもらえる可能性があります。
買取によるメリットを感じられると、気持ちよくピアノを処分できるでしょう。
高く買い取ってもらえるピアノの特徴
高く買い取ってもらえるピアノの特徴には、以下の3つがあります。
- 新品同様である
- 付属品が揃っている
- 音が出る状態である
具体的にどのような特徴なのか詳しく見ていきましょう。
新品同様である
新品に近いピアノは、中古市場における需要が高く、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
一方で、以下のような状態のピアノは、買取が難しい場合があります。
- 水に濡れたことがある
- 被災したことがある
- 故意に傷つけられている
- 紛失した部品がある
さらに、古い品番や型番のピアノも買取が難しい可能性があります。お持ちのピアノがこれらの条件に該当する場合は、買取依頼の際に業者に相談しましょう。
付属品が揃っている
ピアノの買取を依頼する際は、付属品をなるべく揃えてから査定を受けましょう。ピアノの付属品には、保証書や取扱説明書などがあります。
また、電子ピアノの場合はヘッドホンやケーブルを紛失していないか確認が必要です。ピアノの買取を希望している方は、付属品が揃っているかどうかを確認しておきましょう。
音が出る状態である
ピアノの買取を依頼する前に、音が出るかあらかじめ確認しておきましょう。なぜなら、壊れたピアノは買取が難しいケースが多いからです。
スムーズな査定を受けるためにも、とくに長年使用していないピアノの場合は念入りな確認が必要です。
まとめ:ピアノの処分方法は買取がおすすめ!
ピアノを処分する際は、以下の5つの方法を比較しましょう。
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- リサイクルショップに依頼する
- ピアノ買取業者に依頼する
- フリマアプリを利用する
ピアノは、メーカーや品番によっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。
粗大ゴミや不用品回収として処分するには処分費用がかかるため、使用できるピアノの場合は業者による買取を依頼するのがオススメです。臨時収入が得られ、よりお得にピアノを処分できます。
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