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【子ども達に届けよう】楽器を寄付する2つの方法!おすすめな寄付団体や注意点も解説

【子ども達に届けよう】楽器を寄付する2つの方法!おすすめな寄付団体や注意点も解説

「楽器を寄付する方法は?」
「楽器を寄付するのにおすすめな団体はどこ?」

楽器を押し入れにしまったままという方のなかには、寄付をして子どもたちに届けたいと考えている方もいるでしょう。使われずに眠っている楽器は、寄付することで必要としている子どもたちに喜んで活用してもらえます。

しかし、寄付の経験がない場合、どのようにすればいいか、どこに寄付をすればいいのか分からないという方は少なくないのではないでしょうか。

そこで本記事では、楽器を寄付する方法を2つ紹介します。また、おすすめな寄付団体や注意点、実際にどのように送るのか具体例も交えて解説しています。楽器を寄付して子どもたちに喜んでもらいたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください!

目次

楽器の寄付の必要性

ここでは、不要な楽器が世界で必要とされている理由を、海外と国内に分けてそれぞれ解説していきます。

海外での必要性

海外の貧しい地域では、楽器を買うお金がなく、音楽を学んだり楽しんだりできない子どもが数多く存在します。国によっては音楽の授業もなく、楽器に触れたくても環境が整っていないケースが少なくありません。

海外に楽器を届けることで、貧しい地域の子どもたちも音楽を楽しむことが可能になり、生活が豊かになります。

国内での必要性

国内では、多くの学校で慢性的に楽器が不足しています。特に公立の学校では、楽器の不足に加え老朽化が深刻となっており、予算面で対応が難しい状況が続いています。

修理を繰り返して対応しているケースもありますが、正常に動かなかったり、音程が悪かったり演奏に影響があり、楽器本来の性能を発揮できないことも少なくありません。

楽器を国内の学校へ届けることで、部活や授業で活用され、子どもたちの活動を助けることにつながります。

楽器を寄付する2つの方法

楽器を寄付する方法には、以下の2つがあります。

  • 寄付団体を通じて海外に寄付する
  • 楽器寄附ふるさと納税を活用して国内の学校に寄附する

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

寄付団体を通じて海外に寄付する

楽器を寄付する方法の一つとして、寄付団体を通じて海外に届ける方法があります。

アジアやアフリカなどの発展途上国では、音楽を楽しみたくてもその機会すら与えてもらえない子どもたちが少なくありません。団体に寄付することで、海外の恵まれない子どもたちへ楽器を届けることが可能になり、世界規模での社会貢献が実現できます。

寄付の際は、基本的に自身で用意した段ボール箱や袋に楽器を梱包して送るだけなので、難しいことはないでしょう。

なお、寄付団体はさまざまあり、活動内容や支援している国もそれぞれ異なります。寄付団体を決める際は、どのような団体があるのか実際に調べてみて、いろいろな団体を比較することがおすすめです。

楽器寄附ふるさと納税を活用して国内の学校に寄附する

楽器を寄付するもう一つの方法は、楽器寄附ふるさと納税を活用する方法です。楽器寄附ふるさと納税とは、不要な楽器を自治体に寄付することで、楽器の査定額分の税金控除を受けられるという制度です。

寄付された楽器は地域の吹奏楽部などに送られ、寄付者宛にお礼の手紙が届くほか、演奏会に招待されるケースもあります。

楽器寄附ふるさと納税のホームページでは、どの自治体でどのような楽器が不足しているのか確認することも可能です。合致する楽器が自宅に眠っている場合は、楽器寄附ふるさと納税の活用も検討してみましょう。

楽器の寄付におすすめな団体3選

ここでは、楽器を寄付するのにおすすめな団体を3つ紹介します。

  • エコトレーディング
  • NPO法人ワールドギフト
  • NPO法人セブンスピリット

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

エコトレーディング【おすすめ】

団体名称エコトレーディング(株式会社ウォーク)
代表者清水 実
住所(送付先)〒485-0072
愛知県小牧市元町2-181
電話番号0568‐74‐7400
事前連絡(申込み)不要
金額送料のみ
持ち込み可能

エコトレーディングは、リサイクルショップ再良市場を運営している、株式会社ウォークの輸出部門として活動している団体です。家庭からでた不用品をタイ・フィリピンなどの発展途上国へ輸送し、現地で安く販売することで人々の生活に役立てています。

また、売り上げの一部は現地の孤児院や国内の児童養護施設に直接寄付しており、子どもたちの支援にも力を入れています。

楽器は、鍵盤ハーモニカとリコーダー以外の、正常に使用できるもののほとんどが寄付可能です。寄付する際は事前連絡や申し込みは一切必要なく、自身の好きなタイミングで送れるのがうれしいポイントです。

エコトレーディングは持ち込みにも対応しており、近くにお住いの方は送料をかけることなく寄付できます。持ち込みの際も事前連絡は不要で、スタッフが常駐しているので気軽に持ち込めるのがメリットでしょう。

NPO法人ワールドギフト

団体名称NPO法人ワールドギフト
代表者平井 尊雄
住所〒538-0031
大阪府大阪市鶴見区茨田大宮3-7-52 ※事務作業のみ
電話番号06-7505-4585
事前連絡(申込み)必要
金額3辺合計 140センチメートル以内:2,900円 ※送料込み
3辺合計 160センチメートル以内:3,700円 ※送料込み
3辺合計制限なし:2,900円+送料
持ち込み不可

ワールドギフトは、物品の寄付支援を中心に、食糧支援や医療支援などをおこなっている国際協力団体です。その他にも、危険な水の使用を強いられている世界各地に安全な水を支援することにも力を入れています。

基本的にさまざまな楽器が寄付可能で、宅配集荷できるサイズのものなら種類は問われません。

寄付の際は、自身で用意した空き箱や袋に楽器を梱包し、サイズが確定したうえで申込みフォームから集荷の手配をおこないます。送料は寄付金のなかに含まれており、寄付金の支払いは必須になります。

なお、集荷までに寄付金の入金が確認できない場合、楽器の寄付は受け付けてもらえなくなるため、注意してください。

NPO法人子どものための国際音楽交流協会

団体名称NPO法人子どものための国際音楽交流協会
※略称 AIMEC(アイメック)
代表者岩井 光祐
住所〒250-0117
神奈川県南足柄市塚原4638-49
ラ・カサ・デ・ハルデイン
電話番号非公開
事前連絡(申込み)必要
金額送料のみ
持ち込み可能
※双方が合意した場所か、指定の楽器収集協力店への持ち込み

子どものための国際音楽交流協会は、略称をAIMEC(アイメック)といいます。「平和の輸出」を理念としており、海外の子どもたちに対して日本国内で収集した楽器を寄贈し、音楽を通して相互交流を推進する事業をおこなっています。

基本的に、楽器そのものの音色が出るものであればどのような楽器でも寄付が可能です。

寄付の際は、一度メールで寄付をしたい旨連絡します。その後、AIMECからメールの返信があるので、指示にしたがって寄付の手続きをおこないましょう。特に、配送方法が3通りあるため、間違わないよう注意が必要です。

楽器を寄付する際の注意点

楽器を寄付する際は、以下の2つの点に注意する必要があります。

  • 壊れている楽器は寄付しない
  • 団体を通じての寄付は送料を負担する必要がある

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

壊れている楽器は寄付しない

寄付団体を通じて寄付する方法、楽器寄附ふるさと納税を活用する方法のいずれも、再利用が目的になります。そのため、壊れて使えない楽器は寄付しないよう注意が必要です。

団体に寄付した場合、使えないと判断された楽器は団体側で処分しなければならなくなります。処分にかかる手間も考えると団体の活動に支障をきたす恐れがあるため、梱包の際も壊れないよう、細心の注意を払いましょう。

団体を通じての寄付は送料を負担する必要がある

団体を通じて楽器を寄付する場合、送料は寄付者が負担することになるので注意が必要です。

寄付者が送料を負担することでより多くの支援ができるようになり、団体の活動の維持にもつながります。団体によっては現金の寄付が必要なところもあるため、寄付金の有無は事前に確認しておくのがおすすめです。

なお、団体によっては持ち込みに対応しているところもあり、送料をかけずに寄付することが可能です。送料をかけたくないという方は、持ち込みを検討してみるのもよいでしょう。

楽器を寄付する流れ【エコトレーディングの場合】

ここでは、楽器を寄付する流れについて、エコトレーディングを例に解説します。手順は大きく分けて以下のとおりです。

  1. 段ボール箱や袋に楽器を梱包する
  2. 送り状を用意する
  3. 集荷を依頼する

細かい手順は団体によって異なるため、寄付の際は利用する団体のホームページをよく確認するようにしましょう。

1.段ボール箱や袋に楽器を梱包する

まずは、段ボール箱や袋を用意します。箱や袋の指定は特にないため、スーパーやドラッグストアなどに無料で設置されている段ボール箱でも問題ありません。

段ボール箱や袋が用意できたら、実際に楽器を梱包します。緩衝材などを使用して、楽器が壊れないように注意しましょう。

2.送り状を用意する

梱包が完了したら、送り状を用意しましょう。送り状は運送会社の営業所または、コンビニなどに用意があります。事前に用意しておいた方がスムーズですが、集荷依頼の際に持ってきてもらうことも可能です。送料は負担する必要があるため、伝票は元払いのものを使用してください。

送り先は、以下のとおりです。

〒485-0072
愛知県小牧市元町2-181
電話:0568-74-7400

送り状の品名欄は、ドライバーの方がわかるように具体的に記入する必要があります。「トランペット」や「サックス」など、楽器の種類まで書いておくと安心でしょう。

なお、トラブル回避のため匿名配送はできないため、送り主情報も漏れなく記入する必要があります。

3.集荷を依頼する

送り状まで用意できたら、あとは集荷を依頼するだけです。おもな運送会社のインターネット集荷依頼ページは以下のとおりです。

集荷を依頼するほかに、自身でコンビニや運送会社の営業所に持ち込むことも可能なので、自分に合った方法で送りましょう。

楽器を寄付する際によくある質問

ここでは、団体を通じて楽器を寄付する際によくある質問にお答えします。

寄付できない楽器の種類はありますか?

団体によって寄付できない楽器の種類は異なるため、寄付の際は事前に確認するのがおすすめです。団体のホームページで確認できるケースがほとんどですが、分からない場合は電話やメールで直接問い合せてみるとよいでしょう。

なお、エコトレーディングの場合は、鍵盤ハーモニカとリコーダーが寄付対象外となります。

古い年式の楽器でも寄付できますか?

楽器を寄付する際、年式は関係ありません。正常に使用できるものなら問題なく寄付できます。

押し入れに眠っていた楽器でも寄付できる可能性があるので、一度取り出して確認してみましょう。

まとめ:楽器の寄付はエコトレーディングがおすすめ!

本記事では、楽器を寄付する2つの方法を紹介しました。世界には、楽器に触れて音楽を楽しみたくても、その機会すら与えてもらえない子どもたちがたくさん存在します。団体を通じて楽器を寄付することで、海外の恵まれない子どもたちに喜んで使ってもらえ、世界規模での社会貢献が実現できます。

楽器を寄付する際は、ぜひエコトレーディングにお任せください!(※エコトレーディングは弊社、㈱ウォーク 再良市場の輸出部門です)

創業30年の歴史がある再良市場の買取・不用品回収に関する知見を活かし、寄付いただいた楽器は、おもにタイ・フィリピンのリサイクルショップで安く販売します。普段楽器に触れられない子どもたちの手にも渡りやすくなり、音楽を楽しんでもらえます。

楽器を寄付していただくにあたり、事前連絡や申し込みは一切必要ありません。ご自宅にある空き箱や袋に楽器を梱包いただき、元払いで送付先住所にお送りいただくだけで大丈夫です。

水曜日以外の10:00~17:00の間(※13:00~14:00を除く)でしたら持ち込みにも対応しておりますので、お近くにお住いの方はぜひお気軽にお越しください!

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