引っ越しの際、意外と多くの不用品が出るものです。
特に、大型の家具・家電については燃えるゴミや燃えないゴミとして処分できないため、頭を悩ませている方もいるでしょう。
この記事では、不用品回収もしてくれるおすすめの引っ越し業者4選や、その他の不用品の処分方法、不用品を現金化しながら処分する方法などについて解説します。
引っ越しの際に不用品の処分方法に迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。
不用品回収もしてくれるおすすめの引っ越し業者4選
引っ越し業者の中には、引っ越しの際に不用品の処分も行ってくれる業者が存在します。
以下がそういった業者の一例です。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- アップル引越センター
- アリさんマークの引越社
それぞれについて詳しく書いていきます。
サカイ引越センター
サカイ引越センターでは地域によっては、以下のように不用品の処分を依頼できます。
不用品の種類 | 詳細 |
---|---|
リサイクル対象家電 (「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」「衣類乾燥機」) | 委託料を支払うことで処分を依頼できる |
ピアノ | サカイ引越センターと提携する、ヤマハピアノサービスより買取や処分の査定が可能。以下は連絡先。 0120-138-444 |
その他の不用品(タンスやソファー等) | 委託料を支払えば処分を依頼できる |
生活ゴミやパソコンの処分は依頼できませんが、大型の家具・家電といった引っ越しの際に対応に困る不用品については対応の依頼が可能です。
また、サカイ引越センターが運営する、買取サービスのリユース&買取のサカイで不用品を買い取ってもらえることがあります。
アート引越センター
アート引っ越しセンターでは、家電リサイクル法対象製品に関しては営業担当者に依頼して引き取ってもらえます。
その他の家電や家具などは処分サービスを提供していないため、処分を希望する場合は自治体に問い合わせて手配する必要があります。
アップル引越センター
アップル引越センターでは不用品の買取、処分・引き取りに対応しています。
大手リサイクルショップとタイアップしており、不用品の買取を依頼できます。
製造から5年以内で大きな傷や汚れがないものであれば、買取してもらえる可能性があります。
また、家電リサイクル法の対象製品については有料買取に対応しており、買取できない商品の場合でも処分の対応を依頼できます。
※参照:不用品の買取、処分・引き取り | アップル引越センター
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社でも、引越日当日に有料で不用品の処分を依頼できます。
ただし、液体のゴミやスプレー缶やガスライター、マッチ等の危険物など、処分依頼できないものもあるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。
引っ越しの際に不用品を処分する方法3選
引っ越しの際に不用品を処分する方法には、大きく分けて以下の3種類が考えられます。
- 引っ越し業者に処分を依頼する
- 不用品回収業者のサービスを利用する
- 自治体に粗大ゴミ回収を依頼する
それぞれについて詳しく解説していきます。
引っ越し業者に処分を依頼する
引っ越しの際に業者を利用する場合、ついでに処分を依頼すると手間をかけずに不用品を処分できます。
サカイ引越センターやアップル引越センターなど、リサイクルショップと提携している業者では買取を依頼できる場合もあります。
ただし、引っ越し業者によっては不用品回収に対応していない場合もあるので、対応可否については事前に確認しておきましょう。
不用品回収業者のサービスを利用する
不用品回収の専門業者に引き取りを依頼するのも、ポピュラーな方法です。
不用品回収業者はオンラインで気軽に申し込める場合が多く、対応が迅速なのが特徴です。
業者によっては最短当日に引き取りに来るため、早急に不用品を処分したい場合に適しています。
しかし、中には事前の見積もりより高額な費用を請求する悪徳業者も存在するため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
自治体に粗大ゴミ回収を依頼する
各自治体でも粗大ゴミ回収を依頼できます。
自治体による回収は引っ越し業者や不用品回収業者よりも一般的に低コストで、費用を抑えたい場合におすすめです。
自治体に依頼する際は、コンビニやスーパーで必要な費用の分の粗大ゴミ回収シールを購入し、処分する家具や家電に貼り指定の場所と日程に出すようにしましょう。
この方法のデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- 回収日が申し込み日よりもかなり後になる可能性が高い
- 指定の場所まで家具を運ぶ必要がある
この方法は安く不用品を処分できるのが大きなメリットですが、回収日は申し込みより数週間〜1カ月以上など、かなり先になる可能性があります。
また、自分で家具や家電を指定の収集場所まで運ばなければならないため、運搬が大変な点も考慮する必要があります。
引っ越しの際に不用品を買取してもらう方法
引っ越しの際に不用品を処分せず、売却して現金化する方法もあります。
リサイクルショップに売却する方法と、フリマアプリやネットオークションで出品する方法があるので、それぞれについて解説していきます。
リサイクルショップに買取依頼をする
不用品を買取してもらう最も手軽な方法は、リサイクルショップに買取依頼をすることです。
特に出張買取が可能な業者であれば、自宅から申し込むだけでスタッフが査定や引き取りに来てくれるので、楽に不用品を処分できます。
特に、製造から3年以内で見た目がキレイなど、状態がよい商品であれば買取申し込みすることで現金化が可能になるでしょう。
再良市場ではLINEで写真を撮って送るだけで査定を受けられるので、簡単に買取価格の目安がわかります。
買取できない商品の場合には有償で引き取りが可能なので、あらためて粗大ごみとして処分する必要がなく、査定の申し込みが無駄になることはありません。
フリマアプリ・オークションで売却する
状態がよく写真映りがよい商品であれば、フリマアプリやオークションで出品する方法も考えられます。
状態が非常によい商品であれば、フリマアプリ・オークションのほうが、リサイクルショップよりも高額で売れる可能性があるでしょう。
ただし、フリマアプリ・オークションは出品・梱包・発送といった手順をすべて自分で行う必要がある点には注意が必要です。
これは特に大型家具や家電の場合に注意が必要です。
梱包や発送が難しい場合や手順に自信がない場合は、全てをスタッフに任せられるリサイクルショップを利用したほうがいいでしょう。
引っ越しの際に出る不用品の3つの例とそれぞれの対処法
引っ越しの際に出る不用品には、主に以下の3つの例が挙げられます。
- 大型家具・家電
- 使わなくなった日用品
- 大量の段ボール
それぞれに対して適切な処分方法を解説していきます。
大型家具・家電
ベッドやソファー、冷蔵庫、洗濯機といった、大型の家具や家電は引っ越しの際に、不用品になる可能性があります。
特に古い家具や家電の場合、新しいものへの買い替えを検討することが一般的です。
大型家具や家電は使用感が少なくまだ使える状態の物は、リサイクルショップで売却するなどして、中古市場での売却が可能です。
一方で、古くなったり壊れたりしているものは、自治体の粗大ゴミ回収サービスや不用品回収業者に依頼するのが一般的な処分方法です。
また、リサイクル対象家電については、小売店に処分を依頼することになるでしょう。
使わなくなった日用品
引っ越しの際には、着なくなった洋服、使わなくなった小物、食器や本など、不用となった日用品が多く出る場合があります。
これらの不用品は、自治体の定める分別ルールに従って処分する必要があります。
燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ゴミなど種類によって回収日が異なり、処分には時間がかかる可能性があるので早めの対応が望ましいです。
不用品の処分が引っ越しに間に合わない場合は、新居へ持って行くことになり、後で処分する必要が生じます。できる限り引っ越し前に処分することをおすすめします。
大量の段ボール
荷解き後の大量の段ボールも、引っ越しの際に出るごみの一つです。
基本的には引っ越し業者が引き取ってくれるので、すべて渡してしまえば処分が完了します。
しかし、引き取り回数は1回のみなど回数が限定されているケースがあり、その場合は回収期限に間に合わなければ自分で処分することになります。
その場合、多くの自治体において資源ごみの日にすべての段ボールをまとめ、紐で縛って特定の場所に出すのが適切な対応です。
ただし自治体によって、段ボール処分時にルールが異なる場合もあるので、規則を確認して適切に処分するようにしましょう。
引っ越しの際に不用品回収を依頼するときの注意点
引っ越しの際の不用品回収の際には、いくつか守るべき注意点が存在します。
ここからはその注意点を解説していくので、不用品回収依頼時には気をつけるようにしましょう。
家電リサイクル法該当商品の処理に注意
家電の中でも以下の4品目は家電リサイクル法の対象商品となっています。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらの家電については、粗大ごみとして自治体に処分を依頼できません。
リサイクル料金を支払い、小売店などに依頼して引き取ってもらうのが一般的な対応になります。
繁忙期に依頼すると処分費用が高額になる
引っ越し業者や不用品回収業者の繁忙期に処分を依頼すると、費用が高額になる場合があります。
3~4月は新生活がスタートする季節のため、引っ越しする人が多く、不用品回収のニーズが高まります。
そのため、処分費用が普段よりも割高に設定されている場合が珍しくありません。
もしも引っ越し費用を安く抑えたいのであれば、可能な限り引っ越しの時期を繁忙期からずらすようにするといいでしょう。
引っ越し直前の処分は避ける
不用品の処分が引っ越し直前にならないよう気を付ける必要があります。
多くの自治体においてごみの回収日は週1回程度に決まっているため、直前に処分しようとしても引っ越し当日に間に合わない恐れがあります。
引っ越し直前に慌てないよう、不用品の処分は余裕をもって行うようにしましょう。
引っ越しの不用品処分についてよくある質問
ここからは引っ越しの際の不用品処分に関して、よくある質問をまとめています。
引っ越しの際に無料で不用品を処分できる方法は?
燃えるゴミや燃えないゴミに出せる通常の不用品であれば、自治体が決めたごみの日に出すことで無料処分が可能です。
一方で、大型の家電や家具といった粗大ごみの場合は、無料で処分するのは難しいのが一般的です。
リサイクル対象家電であればリサイクル料金がかかりますし、粗大ごみとして出せる場合でも費用が発生します。
ただし、製造から3年以内で状態が良いなど、買取が可能な大型家具・家電であれば、リサイクルショップに依頼すれば処分費用がかからない可能性があります。
引っ越しと不用品回収のセット割で安くなる業者はある?
引っ越しと不用品回収をセットで依頼すると、割引を受けられる引っ越し業者も存在します。
費用を抑えたい場合は、こういったサービスを行う引っ越し業者を利用するのもいいでしょう。
サカイ引越センターにベッドの処分は依頼できる?
サカイ引越センターでは、地域によっては不用品の引き取りを依頼可能です。
ベッドについても、引っ越しの見積の際に引き取りを依頼することで、処分を依頼できる場合が多いでしょう。
まとめ:引っ越しの際の不用品処分・買取は再良市場にご相談ください
引っ越しの際の不用品の処分方法として、引っ越し業者に依頼するなどして処分する以外に、リサイクルショップ等に買取を依頼する方法も考えられます。
引っ越しまでの日数や処分したいアイテムの状態によって、適切な対応方法は変わってきます。本記事を参考に、最適な不用品の処分方法を見つけてみてください。
もしも不用品の対応方法がわからず困っているようなら、ぜひ再良市場にご相談ください。
再良市場では家具・家電1点から出張買取に対応しており、写真をLINEで送るだけで査定価格の目安がわかり、自宅から連絡するだけで買取依頼が可能です。
重く持ち運びが大変なものでも、スタッフが梱包や運び出しを行うので、大型のアイテムの対応に困ることがありません。
また、状態が悪いなどで買取が難しいアイテムも、有償で引き取り対応できるので依頼が無駄になることはありません。
引っ越しまでの時間が限られている場合でも、迅速な対応ができる可能性があるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。