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家電を処分する方法は?ラクで費用を抑えられる方法についてプロが解説

家電を処分する方法は?ラクで費用を抑えられる方法についてプロが解説

「家電をどう処分したらいいかわからない」
「少しでもラクにお得に処分する方法を知りたい」

引っ越しなどをきっかけに不要な家電を処分したい方は、上記のような悩みをお持ちではないでしょうか。

家電にはさまざまな処分方法があり、方法によって費用や手間が大きく異なります。損をしないためには、正しい知識を身につけることが大切です。

そこで本記事では、自分に合った処分方法を見つけるための情報を解説します。後半では、ラクで費用を抑えられるおすすめの方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

家電の処分についての前提知識

家電の処分について押さえておくべき前提知識は、以下の2つです。

  • 家電の種類により処分する方法が異なる
  • 家電リサイクル法の対象家電の処分は費用が発生する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

家電の種類により処分する方法が異なる

家電の種類によって処分する方法が大きく異なります。

家電は家電リサイクル法小型家電リサイクル法の2つの制度で分類されており、品目の一覧は以下のとおりです。

制度品目
家電リサイクル法・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫、冷凍庫
・洗濯機、衣類乾燥機
小型家電リサイクル法・パソコン
・携帯電話
・デジタルカメラ
・電子レンジ、炊飯器
※電気や電池を使用するほとんどの製品が該当
参照:小型家電リサイクル法の対象品目一覧|小型家電リサイクル協会

家電リサイクル法の対象家電は、粗大ごみなど自治体による通常のごみ収集に対応していません。

自分に合った処分方法を見つけるためには、お手元の家電の種類をチェックする必要があります。

家電リサイクル法の対象家電の処分は費用が発生する

家電リサイクル法の対象家電を処分する際、リサイクル料金が発生します。

リサイクル料金は家電を処分する人が支払う費用で、品目や製造メーカーによって金額が異なります。品目ごとの料金は以下のとおりです。

品目規格料金(税込)
エアコン990円
テレビブラウン管(15型以下)1,320円/1,870円
ブラウン管(16型以上)2,420円/2,970円
液晶・プラズマ(15型以下)1,870円
液晶・プラズマ(16型以下)2,970円
冷蔵庫・冷凍庫170L以下3,740円
171L以上4,730円
洗濯機・衣類乾燥機2,530円
参照:リサイクル料金 主要メーカー一覧|家電リサイクル券センター

メーカーごとのリサイクル料金の詳細は「2024年4月版リサイクル料金一覧表|家電リサイクル券センター」で確認できます。

また、家電量販店などに回収を依頼する場合、通常1,000円〜3,000円程の収集運搬料金がかかる点にも注意が必要です。

家電リサイクル法の対象家電を処分する方法

家電リサイクル法の対象家電を処分する方法として、以下の4つが挙げられます。

方法費用手間
家電を買い替える店舗に引き取りを依頼する・リサイクル料金
・収集運搬料金
店舗にお任せ
購入した店舗に引き取りを依頼する・リサイクル料金
・収集運搬料金
店舗にお任せ
指定引取場所へ自分で持ち込み処分する・リサイクル料金自分で搬出・運搬
不用品回収業者を利用する・リサイクル料金
・収集運搬料金
・回収料金
業者にお任せ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

家電を買い替える店舗に引き取りを依頼する

家電量販店や電気屋で家電を買い替える際、あわせて引き取りも依頼する方法があります。

引き取りの場合、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。一例としてエアコンを処分する場合の料金の目安は、以下のとおりです。

家電量販店リサイクル料金(税込)収集運搬料金(税込)
ヤマダ電機990円2,500円
ケーズデンキ990円2,200円
ジョーシン990円1,650円
ヨドバシカメラ990円550円

また、店舗側が家電の取り外しや搬出を行うため、手間がかからないのが特徴といえます。

引き取りの料金や流れは店舗により異なるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。

購入した店舗に引き取りを依頼する

処分する家電を購入した店舗に引き取りを依頼する方法もあります。

かかる費用は、買い替えの場合と同じでリサイクル料金と収集運搬料金です。店舗側が家電の取り外しなどを行うため手間はかかりません。

ただし、引き取りのみは買い替えと比べて料金が上乗せされる可能性があるので、事前の確認が必要です。

指定引取場所へ自分で持ち込み処分する

メーカーが設置する指定引取場所に、家電を直接持ち込んで処分する方法があります。

リサイクル料金はかかるものの、収集運搬料金がないため費用を抑えられるのがメリットです。

一方、車などによる運搬に加えて、家電リサイクル券の準備も行う必要があります。具体的な手順は以下のとおりです。

  • 郵便局にあるリサイクル券に家電の種類やメーカー名を記入する
  • 郵便局の窓口やATMでリサイクル料金を支払う
  • 家電にリサイクル券を貼り、指定引取場所へ持ち込む

なお、近くの指定引取場所は「指定引取場所検索|家電リサイクル券センター」で検索可能です。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用して、家電を処分する方法もあります。

リサイクル料金や収集運搬料金に加えて回収料金がかかるため、割高になりがちです。

一方、回収する日時の調整がしやすく、家電が多い場合でも迅速な対応が可能なので、忙しい方には向いています。

ただし、業者のなかには無許可で営業する悪徳業者が存在し、高額請求などのトラブルにつながりやすいため注意が必要です。

業者のホームページで「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ているか確認し、実績や口コミもチェックしましょう。

小型家電を処分する方法

小型家電を処分する方法には、以下の4つがあります。

方法費用手間
自治体の回収ボックスや窓口へ持ち込み処分する無料自分で持ち込み
認定事業者による宅配便回収を利用する有料
※パソコンを含むなら無料
梱包のみ
粗大ごみか不燃ごみとして捨てる粗大ごみ:有料
不燃ごみ:無料
ごみ出しの手続き
店舗の回収サービスを利用する有料
※品目によっては無料
自分で持ち込み
※出張回収も可能

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自治体の回収ボックスや窓口へ持ち込み処分する

自治体の回収ボックスや窓口へ家電を持ち込んで処分できます。

回収ボックスは、公共施設やスーパーなどに設置されるのが一般的です。また、役所や環境事業所の窓口では、回収ボックスに入らない大きい家電も処分できます。

いずれも無料で処分できるものの、自身での搬出や持ち込みが必須です。

処分場所や回収ボックスのサイズは自治体によって異なるため、事前にホームページを確認する必要があります。

認定事業者による宅配便回収を利用する

認定事業者による宅配便回収を利用して、家電を処分できる自治体もあります。

多くの自治体と提携しているリネットジャパンリサイクル株式会社の料金は、段ボール一箱分の家電で1,760円(税込)、処分する家電にパソコンが含まれると無料です。

業者が自宅まで取りにくるため梱包のみすればよく、大量の家電を処分したい方に向いています。

自治体のホームページにて、業者との提携の有無や案内が記載されているのでチェックしましょう。

粗大ごみか不燃ごみとして捨てる

自治体によっては、粗大ゴミか不燃ごみとして小型家電を処分可能です。

粗大ごみの場合は有料であり、通常どおり粗大ごみシールを貼って回収場所に出します。

いずれも持ち込みの手間はないものの、粗大ごみは申し込みから回収まで時間がかかるケースがあります。

ごみの分け方は自治体によって異なるため、ごみ収集のルールを確認してみてください。

店舗の回収サービスを利用する

家電量販店や電気屋の店舗では、小型家電など電化製品の回収サービスを行っています。

料金は品目やサイズによって異なり、ものによっては無料で処分可能です。

店舗で購入した家電以外も回収するケースが多く、自身での持ち込みか出張回収かを選べます。

ただし、出張の場合は料金が別途かかる点に注意が必要です。

壊れていない家電を処分したいなら買取・出品がお得

壊れていない家電を処分したいなら買取・出品がお得であり、方法は以下の2つです。

方法費用・値段手間
リサイクルショップへ依頼する・無料
・状態に応じて買値がつく
ショップにお任せ
ネットオークションやフリマアプリを利用する・無料
・自分で売値を設定可能
・顧客対応
・梱包や発送

リサイクル料金などの費用がかからず、現金化できるのが大きなメリットといえます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リサイクルショップへ依頼する【おすすめ】

壊れていない家電のお得な処分方法の1つ目が、リサイクルショップへの買取依頼です。

処分の費用が発生せず、見た目や動作の状態がよければ高値での買取も期待できます。また、出張での買取を依頼すれば、自分で家電の取り外しや搬出をする必要がありません。

費用と手間いずれの面からみても、おすすめの処分方法です。

ただし、査定で状態が悪いと判断された場合、買取不可のケースがある点に注意する必要があります。

ネットオークションやフリマアプリを利用する

家電が壊れていなければ、ネットオークションやフリマアプリに出品する方法もあります。

自由に値段を設定できるため、リサイクルショップよりも高値で売れる可能性があるのがメリットです。

一方、顧客対応や梱包、発送はすべて自分で行う必要があり、手間がかかります。また、いつ売れるかわからないため、急ぎで処分したい方には向いていません。

家電が買取可能かどうか迷ったときにすべきこと

家電が買取可能かどうか迷ったときにすべきことは、以下の2つです。

  • 買取対象となる家電の特徴に当てはまるか確認する
  • リサイクルショップの無料査定に出す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

買取対象となる家電の特徴に当てはまるか確認する

まずは買取対象となる家電の特徴に当てはまるか確認する必要があります。

消費者の需要が高いものほど買い取られやすく、主な特徴は以下のとおりです。

  • 製造から5年以内
  • 国内の大手メーカーが製造
  • 汚れや傷が少ない

汚れはクリーナーなどできれいにしておくと、より高値での買取となる可能性が高まります。また、付属品や説明書が残っているのも家電の評価が上がるポイントです。

リサイクルショップの無料査定に出す

もし買取の可否で迷うなら、リサイクルショップの無料査定に出してみるのをおすすめします。

買取可能な特徴に当てはまらなくて成約する場合があるためです。

また、多くのショップではインターネットで手軽に無料査定できるため、手間がかかりません。

万が一値段がつかなくても、有料で処分を引き受けるショップもあります。そのため、ゼロから処分方法を考え直す必要がないのもメリットの1つです。

家電の処分に関するよくある質問

家電の処分に関するよくある質問にお答えします。

壊れた家電を無料回収する方法はある?

家電リサイクル法の対象家電の場合、買取・出品を除いて無料回収の方法はありません。

もし業者が無料回収を強調しているなら、当日に高額な請求をする悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。

小型家電の場合、自治体が設置する回収場所に持ち込めば無料で処分できます。

引っ越しなど急ぎのときに家電を処分する方法は?

引っ越しなど急ぎのときには、家電を回収場所へ持ち込んで処分するのが確実な方法です。

家電リサイクル法の対象家電なら指定引取場所、小型家電なら回収ボックスへの持ち込みなどが挙げられます。

また、リサイクルショップや不用品回収業者は急ぎで対応している場合があるため、まずは相談してみましょう。

まとめ:家電の処分・買取は再良市場におまかせください!

本記事では、家電リサイクル法の対象家電と小型家電の処分方法を解説しました。

処分方法には費用と手間の面でそれぞれメリット・デメリットがあり、費用が少ないと手間がかかる傾向にあります。

壊れていない家電なら、処分がラクで現金化もできるリサイクルショップの利用がおすすめです。

愛知県や岐阜県で家電の買取を希望する方は、ぜひ再良市場におまかせください。

再良市場は、愛知県と岐阜県に計8店舗を展開する地域密着型のリサイクルショップです。地元の皆さまとのつながりを大切にし、不要品でお困りの際にいつでも駆けつける身近な存在を目指しています。

年間約6,000件の取引実績を活かし、適切な査定金額をお示しします。査定は電話やWeb、LINEで受け付けており、LINEなら最短3分で金額をお知らせできるのが強みです。

また、家電の取り外しから搬出、運搬までプロのスタッフが対応します。万が一買い取れない場合にも、有料での処分が可能です。

急ぎのご相談も受け付けています。まずはお気軽にお問い合わせください。

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