「ベビー用品の処分方法がわからない」
「使わなくなったベビー用品を処分したい」
子どもの成長は早いため、せっかく購入したベビー用品があっという間に使わなくなってしまうことも少なくありません。ベビー用品にはベビーベッドやベビーカーなどの大きなものもあるため、処分に困る方も多いのではないでしょうか。
また、まだ使えるベビー用品ばかりで、捨てるのがもったいないと感じる方も多いはずです。他にも、思い出があるため捨てにくかったり、子育てが忙しく処分する時間が取れなかったりする方もいるでしょう。
そこで本記事では、ベビー用品を処分する方法や、寄付ができるかどうかについて解説します。ベビー用品の処分にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
ベビー用品の処分方法5選!
ここでは、ベビー用品の主な処分方法を5つご紹介します。
- 一般ごみとして処分する
- 不用品回収業者を利用する
- 必要な人に譲る
- 寄付・譲渡する
- リサイクルショップ・フリマアプリに買取依頼する
それぞれについて説明していきます。
一般ごみとして処分する
ベビー用品は一般ごみとして処分できます。
不燃ごみや可燃ごみの場合は、普段の家庭ごみと同じように処分しても問題ありません。粗大ごみの場合は、自治体に回収を依頼しましょう。
ベビー用品の種類によって、自治体やベビー用品の種類によって何ゴミに分類されるかは変わってくるので、市役所のホームページなどで確認する必要があります。
下記は、名古屋市のベビー用品の分別方法の一例になります。
種類 | 分別 |
---|---|
ベビーカー | 粗大ごみ |
ベビーサークル | 粗大ごみ |
ベビースケール | 粗大ごみ |
ベビー服 | 集団資源回収・リサイクルステーションなどへ利用できない場合は可燃ごみへ |
ベビーベッド | 粗大ごみ |
ほ乳瓶(プラスチック製) | 可燃ゴミ |
ほ乳瓶(ガラス製) | 不燃ごみ |
ベビー用品はそれぞれ使用されている素材や大きさが違うため、分別する際には注意が必要です。
また、粗大ごみは処分に手数料がかかります。手数料は処分品のサイズや種類によって異なるため、迷った場合は自治体に問い合わせるようにしましょう。
不用品回収業者を利用する
ベビー用品の処分は、不用品回収業者にも依頼できます。
ベビーカーやベビーベッドなど、運搬に手間がかかる大型のベビー用品を家まで取りに来てくれる点が魅力です。また、即日引き取りが可能な業者もあるため、処分を急いでいる方にはぴったりな方法と言えるでしょう。
ただし、料金は5,000円~10,000円程度かかることもあります。そのため、費用を抑えたい方や処分したい品数が少ない方にはおすすめできません。
処分したいベビー用品が多数ある場合や、大型で運び出しにくい場合に利用を検討するとよいでしょう。
必要な人に譲る
まだ使えるベビー用品の場合は、必要としている人に譲る方法もあります。
親戚や友人に譲れば無料で引き取ってもらえるうえ、再利用にもつながります。
自分の子どもには不要でも、親戚や友人には必要なベビー用品があるかもしれません。状態のよいベビー用品があれば、家に来てもらったり写真に撮って送ったりして、欲しいものがないかを聞いてみるとよいでしょう。
ただし、必ずしも貰い手が見つかるとは限りません。処分できない可能性もあるため、譲れなかったベビー用品をどうするのかについて考えておく必要があります。
寄付・譲渡する
ベビー用品をゴミとして捨てるのはもったいないと感じる方は、寄付や譲渡を検討してみてはいかがでしょうか。物品の種類にもよりますが、孤児院や一般社団法人などで寄付を受け付けている場合があります。
寄付なら無料で処分が可能です。そのうえ、ベビー用品を必要としている人に使ってもらえるメリットもあります。
ただし、ベビー用品のなかには寄付を受け付けていないものもあるため注意が必要です。
寄付できないベビー用品の一例には下記のようなものがあります。
- 使用済みの肌着や下着
- 使用済みのほ乳瓶やおしゃぶり
- 開封済みの紙オムツ
- 賞味期限が近いベビーフード
- 汚れや傷みの程度がひどいもの
このように使用済みのものや使用が難しいものは、寄付しようとしても断られる可能性が高くなります。
孤児院や児童養護施設などの寄付先ごとに、寄付できないベビー用品の種類に違いがあります。寄付を予定している場合は、事前に問い合わせておくとよいでしょう。
また、国内のNPOや発展途上国などに寄付する団体も、無料で引き取りをおこなっています。
不要になったベビー用品を空き箱や袋に詰めて送るだけで寄付が可能な団体もあるため、処分に悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
リサイクルショップ・フリマアプリに買取依頼する
不要になったベビー用品をリサイクルショップやフリマアプリで売る方法もあります。
ベビー用品を買い取ってもらえればお金も手に入るため、お得感がある処分方法です。
下記は、高く売れるベビー用品の特徴です。
- ブランド物のベビー用品
- 人気キャラクターのベビー用品
- 新品、またはほぼ未使用のベビー用品
リサイクルショップを利用する場合は、店舗によって買い取れる品目や基準が違うため注意が必要です。ただし、中古のベビー用品は買取が難しいことが多いため、売れなかったときの処分方法を検討しておくのがおすすめです。
また、フリマアプリを利用する場合は、販売手数料や梱包の手間などを考慮しておくとよいでしょう。
ベビー用品が処分しにくい3つの理由
ベビー用品を処分したいと思っても、なかなか行動に移せない方もいるでしょう。
処分しにくい理由として、次の3つが挙げられます。
- 思い出があるので処分しにくい
- きれいな状態なので捨てにくい
- 片づけるのに時間がかかる
ベビー用品を捨てにくい理由を知って、どう処分すればよいのかを考えるきっかけにしてみてください。
思い出があるので処分しにくい
ベビー用品には子どもの成長の記録が残っているため、処分しにくいと感じる方もいるでしょう。子どもとの思い出が詰まった服やおもちゃなどを、ゴミとして捨てることに抵抗があるのも当然です。
少しでも抵抗なく処分できる方法を探しているなら、寄付や譲渡がおすすめです。必要としている誰かに使ってもらえれば、思い出が次の人につながっていくため、ただ捨てるだけよりも気持ちよく処分できます。
寄付は社会貢献にもなるため、心残りなく思い出の品を手放せる方法と言えるでしょう。
きれいな状態なので捨てにくい
不要になったベビー用品がまだ使えるほどきれいな状態なことも、捨てられない理由のひとつです。
大人の場合は購入した商品を年単位で使用できますが、子どもは成長が早いため、あっという間に使用できなくなります。先月は使っていたものが、今月には使えなくなってしまうことも起こりえるでしょう。
また、購入したものの使用せずに、新品のまま残っているベビー用品をお持ちの方もいるはずです。
きれいな状態のベビー用品であれば、リサイクルショップやフリマアプリを利用してお金に変える方法がおすすめです。売り上げたお金で、子どもに新しくおもちゃを買ってあげるなどの目的を作ると、もったいないと感じずに手放せるでしょう。
もしくは寄付をすることで、施設などで生活する子供たちに使ってもらうという方法もあります。
片づけるのに時間がかかる
ベビー用品の処分がしにくい理由のひとつに、片づけに時間がかかることが挙げられます。日々の子育てで忙しく、ベビー用品を片づける時間を作れない方もいるでしょう。
たとえば、子どものおもちゃは小さく細かいものが多く、使われている素材もさまざまなため分別も複雑です。また、ベビーベッドのような大型のものはネジなどを外して分解する必要があり、子どもを保育しながらの作業は難しいでしょう。
処分したくても時間が取れず、放置しているうちに不要なベビー用品が増えていく方も多いはずです。時間をかけずに処分したい場合は、不用品業者に取りに来てもらったり、寄付や譲渡したりするなど手軽な方法で処分するとよいでしょう。
ベビー用品の処分についてよくある質問
ここでは、ベビー用品の処分についてよくある質問にお答えします。
ベビー布団は乳児院に寄付できる?
ベビー布団の寄付は受け付けていない乳児院が多いです。ただ、時期やタイミングによっては受け付けている可能性もあるため、近隣の乳児院に直接問い合わせてみるとよいでしょう。
乳児院以外では、一般社団法人などでベビー布団を受け付けている場合もあります。
ベビー布団を持ち込んで寄付できる場所はある?
児童養護施設やNPO団体などで直接の持ち込みを受け入れていることもあります。
ただし、持ち込みの際には事前連絡が必要な施設が多いので、持ち込みを考えている場合は前もって施設に問い合わせて確認しておきましょう。
また、児童養護施設やNPO団体であってもベビー布団の引き取りを断られることもあるので、寄付が可能かどうかもあわせて確認する必要があります。
まとめ:ベビー用品の寄付・処分はエコトレーディングをご利用ください!
ベビー用品の処分方法には、一般ごみに出す・リサイクルショップに売る・寄付するなど複数の方法があります。
適切な処分方法は状況によって変わるので、この記事を参考に適切な処分方法を選んで見てください。そのうえで、ベビー用品を処分する最もおすすめの方法は、孤児院やNPO団体などに寄付することです。
リサイクルショップやフリマアプリを利用しお金に変える方法は魅力的ですが、使用済みのベビー用品は買い取ってもらえない可能性が高くなります。
また、思い出のこもったベビー用品を、ゴミとして処分してしまうのは後ろめたく感じる方もいるでしょう。
一方、寄付は依頼先によっては確実に引き取ってもらえますし、再利用されれば人の役に立つので気持ちよく手放せるのでおすすめの処分方法といえます。
もしも、ベビー用品の寄付先がわからない場合は、エコトレーディングにおまかせください。(※エコトレーディングは弊社、㈱ウォーク 再良市場の輸出部門です)
寄付されたベビー用品はタイやフィリピンなどで販売され、現地の方の生活に役立てられています。また、売り上げの一部を現地の孤児院や国内のNPO団体に寄付しています。
寄付の際には、ベビー用品を段ボールや紙袋などで梱包し、元払いで送付先住所に送っていただくだけで完了します。直接の持ち込みも大歓迎です。
事前申し込みやメッセージのやり取りといった、面倒な手続きは一切ありません。不要になったベビー用品で社会貢献ができるため、処分に困っている場合はぜひエコトレーディングへの寄付をご検討ください。