「食器の処分方法がわからない」
「食器を無料で処分できる方法が知りたい」
食器は一般ごみとして処分できるものがほとんどです。しかし、ブランド物や、使っていない新品の食器の場合は、ごみとして処分することに抵抗がある方もいるでしょう。
また、食器に使われている素材によっては処分方法が異なる点にも注意が必要です。
本記事では、食器の処分方法5選と、素材別の捨て方について解説します。処分費用がかからない方法や、罪悪感なく処分する方法について解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
食器の処分方法5選 | 処分費用が無料の方法も紹介！
食器の処分方法は、主に下記の5つです。
- 一般ごみとして処分する
- 不用品回収業者に回収依頼する
- リサイクルショップ・フリマアプリで買取依頼する
- 食器買取専門店で売る
- 寄付・譲渡する
一般ごみとして処分する方法はもちろん、無料で手放せる方法についても解説しています。
それぞれの特徴を参考にして、自分に適した方法を選んでみてください。
一般ごみとして処分する
食器は、各自治体のルールにしたがって一般ごみとして処分できます。分別して捨てるだけで処分できるため、少ない量であれば一般ごみとして捨てるのもおすすめです。
ただし、ゴミ袋の購入費用や分別の手間、ゴミ捨て場への運搬などが必要なため、大量に処分する場合には向いていません。
下記は、名古屋市における食器の分別方法の一例です。
| 食器の種類 | 分別区分 | 備考 |
|---|---|---|
| コップ（ガラス・陶器・金属製） | 不燃ごみ | ガラス製は素材が違うため、「空きびん」には混ぜないで |
| コップ（木・プラスチック製） | 可燃ごみ | |
| 皿（ガラス・金属・陶器製） | 不燃ごみ | 30センチメートル角を超える場合も、不燃ごみへ（装飾用の大皿を除く。） |
| 皿（木・プラスチック製） | 可燃ごみ | 30センチメートル角を超える場合も、可燃ごみへ（装飾用の大皿を除く。） |
| 茶碗（陶器） | 不燃ごみ | |
| 茶碗（プラスチック製） | 可燃ごみ | |
| スプーン・フォーク（金属・陶器製） | 不燃ごみ | |
| スプーン・フォーク（プラスチック製） | 可燃ごみ | |
| 箸（金属製） | 不燃ごみ | |
| 箸（木・プラスチック製） | 可燃ごみ |
食器の分別方法は各自治内によって異なるため注意が必要です。分別に悩んだ場合は、住んでいる地域の自治体に問い合わせる、またはホームページを確認しましょう。
不用品回収業者に回収依頼する
食器の処分は不用品回収業者に依頼することも可能です。費用はかかりますが、自宅まで回収しに来てくれるため、運搬の面で大きなメリットがあります。
特に、下記のような場合は回収を依頼するとよいでしょう。
- 処分したい食器が大量にある場合
- 食器以外にも処分したい家電や家具などがある場合
- 重たくて家からの搬出が困難な場合
ただし、処分する品数が少ない場合は処分費用が割高になってしまうため、他の処分方法を検討したほうがよいでしょう。
リサイクルショップ・フリマアプリで買取依頼する
割れていないきれいな状態の食器は、リサイクルショップやフリマアプリで売るという選択肢もあります。
未使用のカラトリーやコップ、状態がよいブランド物のお皿などは売れやすいため、ゴミとして処分するよりも買取や販売が適しています。
リサイクルショップやフリマアプリを利用すれば、無料で処分できるだけでなくお金も手に入るため、お得な処分方法といえるでしょう。処分した食器を他の人が購入し、再利用してもらえればリサイクルにもなります。
ただし、割れている食器や、汚れがひどい場合は売り物になりません。また、フリマアプリを利用する場合は、販売手数料や梱包の手間がかかることを考慮しておきましょう。
食器買取専門店で売る
ブランド物の食器を処分する場合は、食器買取専門店で売るのもよいでしょう。
リサイクルショップを利用するよりも高く買い取ってもらえる可能性があるため、人気のブランド食器をお持ちの方におすすめの処分方法です。
宅配や出張買取に対応している専門店もあり、店舗に直接出向く必要がない点も魅力です。
下記は高額査定が付く人気ブランドの一例です。
- エルメス
- ティファニー
- バカラ
- マイセン
- ロイヤルコペンハーゲン
未使用品はもちろん、使用済みの食器や、少し状態が悪い食器でも買取可能な専門店も多いため、ブランド食器をお持ちの場合はごみとして処分する前に査定してみるとよいでしょう。
参考記事：ティファニーのスマイルはダサい？
寄付・譲渡する
食器を必要としている人に寄付・譲渡することも可能です。
寄付された食器は、国内のNPO法人や発展途上国に届けられて再利用されます。食器がなくて困っている人に使用してもらえるため、処分と社会貢献が同時に叶えられます。
そのため、処分をもったいなく感じてしまう方や、頂き物の食器を罪悪感なく手放したい方にぴったりの処分方法でしょう。
寄付や譲渡をする場合は、食器の送料は寄付側が負担することが多いため、送料分の費用がかかる点には注意が必要です。
【素材別】食器の捨て方を紹介
食器は、金属やガラス、陶器などさまざまな素材でできています。ごみとして処分する場合は、使用されている素材ごとに分別し処分するようにしましょう。
ここでは、素材別の食器の一般的な捨て方をご紹介します。ただし、処分方法は各自治体によって異なるため、自治体のルールを確認してから捨てるようにしてしてください。
金属製
金属製の食器は、燃えないごみ・金属ごみ・粗大ごみのいずれかに分類されます。
燃えないごみとして捨てることが多いですが、自治体によっては金属ごみとしての取扱いになる場合もあるため注意が必要です。また、30㎝を超える大型の食器は、粗大ごみになる場合もあります。
金属製の食器は自治体によって処分方法が分かれるため、どう分別されているのかを確認したうえで捨てるようにしましょう。
陶器・ガラス製
陶器やガラス製の食器は、燃えないごみに分類されます。
陶器やガラス製の食器を捨てる際は、食器が割れたり、割れた食器で手が切れたりしないように配慮する必要があります。
そのため、陶器やガラス製の食器を捨てる際は下記のような工夫をしましょう。
- 食器を新聞紙で包む
- 食器をガムテープで巻く
- ごみ袋に「危険」「ワレモノ」などの張り紙をする
特に、割れた食器を処分する場合は注意が必要です。収集する方の安全を配慮した処分方法を心がけるようにしましょう。
木製
木製の食器は、燃えるゴミとして処分できます。
欠けたり割れたりしていなければ、一般のごみに混ぜて捨てても問題ありません。
もし、お皿が割れたり欠けたりして危ない場合は、陶器やガラスの食器同様に、新聞紙で包むなど安全に配慮して処分しましょう。
プラスチック製
プラスチック製の食器は、一般的に燃えるごみとして処分されることが多いです。
しかし、自治体によってはプラスチックごみや燃えないごみに分類される場合もあります。
そのため、プラスチック製の食器を捨てる際は、各自治体のルールにしたがって処分してください。
いらない食器の処分は寄付がおすすめ
いらない食器の処分方法には、ごみとして捨てたり、不用品回収業者に依頼したりとさまざまな方法がありますが、最もおすすめしたいのは寄付です。
寄付をすれば、自分にとっては必要のない食器が、必要としている誰かの役に立つため社会貢献になります。段ボールに商品を入れて送れば寄付できるサービスもあり、手間をかけずに処分や寄付ができる点は大きなメリットでしょう。
「不用品をただ捨てることはもったいないと感じる」「どうせ処分するなら、何かしらの社会貢献に取り組みたい」という方は、ぜひ寄付を検討してみてください。
食器の処分についてよくある質問
ここでは、食器の処分についてよくある質問にお答えします。
割れた食器の捨て方は？
割れた食器の捨て方は、使われている素材によって違います。
また、各自治体によっても分別や処分の仕方が違うため注意が必要です。
割れた食器の処分方法に迷った場合は、各自治体のホームページを確認したり、直接電話して問い合わせてみるとよいでしょう。
大量の食器はどのように処分すればいい？
引っ越しの際など、大量の食器を処分する必要がある場合には、下記のような処分方法がおすすめです。
- 粗大ごみとして出す
- 不用品回収業者に回収を依頼する
- 食器を寄付している団体に送る
粗大ごみとして出す場合は、各自治体の指示にしたがって処分してください。
運び出すのが困難なほど処分する食器がある場合は、不用品回収業者の利用が便利です。費用はかかりますが、自宅まで取りに来てくれるため自分で運び出す必要がありません。
また、状態がよい食器ばかりで、捨ててしまうのはもったいないと感じる場合は、寄付を検討してみるとよいでしょう。寄付すれば、必要としている人のもとに届けられ再利用してもらえるため、気持ちよく手放すことができます。
まとめ：いらない食器の寄付・処分はエコトレーディングをご利用ください！
食器は買い替えたり、人からもらったりして増えていく方も多いでしょう。置き場所がなくなってくると処分を考えますが、まだ使える食器を手放すことに抵抗がある方もいるはずです。また、なるべく無料に近い形で処分したいと考える方もいるでしょう。
費用をかけず、罪悪感なく処分したい方には寄付がおすすめです。もし食器の寄付先をお探しなら、ぜひエコトレーディングをご利用ください。
エコトレーディングに寄付された食器は、主にタイやフィリピンなどのリサイクルショップで販売され、その売り上げの一部は国内外の孤児院やNPO法人に役立てられます。
寄付の方法は簡単で、空き箱や袋を用意して食器を梱包し、送付先住所に元払いで送るだけです。事前連絡も必要ないため、送りたいと思ったタイミングですぐに寄付できます。
もちろん、直接の持ち込みも大歓迎です。持ち込みであれば送料がかからないため、無料で寄付・処分ができます。持ち込む際も、事前連絡は必要ありません。
いらない食器の処分先にお悩みなら、ぜひエコトレーディングへの寄付をご検討ください。
