「文房具の処分方法がわからない」
「文房具を処分したいけど、もったいなくて捨てられない」
文房具はさまざまなパーツが組み合わさってできているので、どう処分すればよいのかが分からない方も多いのではないでしょうか。
その上、同じ文房具でも自治体によって処分方法が違う場合があるため、正確な分別方法を事前に確認する必要があります。
また、文房具がまだ使えるために捨てるのがもったいなく感じてしまい、処分しにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、文房具の処分方法や、もったいないと感じた時の対処法について解説します。文房具の処分にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
文房具の処分方法5選
ここでは、文房具の主な処分方法を5つご紹介します。
- 燃えるゴミや燃えないゴミとして処分する
- 文房具の回収ボックスを活用する
- 友人や知人に譲る
- フリマアプリなどで出品する
- 寄付する
それぞれの方法の特徴を考慮しつつ、ご自身に合う処分の仕方を選択してみてください。
燃えるゴミや燃えないゴミとして処分する
文房具は自治体の指示にしたがって家庭ゴミとして処分できます。ゴミの回収日に、燃えるゴミや燃えないゴミなどに分別して捨てるとよいでしょう。
下記は、名古屋市の文房具の分別の一例です。
種類 | 分別 |
---|---|
シャープペンシル | 可燃ゴミ |
シャープペンシルの芯 | 可燃ゴミ |
金属製のボールペン | 不燃ゴミ |
木・プラスチック製のボールペン | 可燃ゴミ |
金属製の定規 | 不燃ゴミ (30センチメートル角を超えるものは、粗大ゴミ) |
金属製以外の定規 | 可燃ゴミ (30センチメートル角を超えるものは、粗大ゴミ) |
ノート | 紙製容器包装・雑がみ |
はさみ | 不燃ゴミ (丈夫な紙等に包み、「キケン」と表示する) |
ホッチキス | 不燃ゴミ |
文房具の処分は、自治体によって方法が異なるため注意が必要です。処分に迷った場合は、自治体に問い合わせて確認しましょう。
文房具の回収ボックスを活用する
文房具を回収してくれるボックスを活用する方法もあるでしょう。
回収ボックスに投入した文房具は、リサイクルされ新たな製品に生まれ変わるので、ゴミとして捨てる際の罪悪感を感じずに処分できます。文房具の回収ボックスは、ロフトや文房具店、株式会社パイロットの本社前などに設置されている場合があります。※
また、都道府県によっては自治体や学校などに置いてあることもあるため、興味がある方は調べてみるとよいでしょう。
回収ボックスの対象商品の一例は下記のとおりです。
- ボールペンとその替え芯
- シャープペンシル
- シャープ芯ケース
- マーカー
- サインペン
- 修正テープ
- 梱包材(プラスチックのみ)
ゴミの廃棄量を減らし、環境に優しいという点からも回収ボックスの利用はおすすめです。
ただし、回収できるのは使用済みの文房具だけです。まだ使用できる場合は回収ボックスの利用ができませんので注意してください。
友人や知人に譲る
文房具を友人や知人に譲る処分方法もあります。
まだ使えるけど自分はもう使わない文房具があれば、友人に見せてみましょう。好みの文房具や必要としている文房具があれば、もらってくれる可能性があります。
友人に再利用してもらえれば、分別の手間を省ける上に、ゴミとして捨てる際の後ろめたさを感じなくて済みます。
不要になった文房具を捨てる前に、周りの友人や知人に必要かどうかを聞いてみるのもひとつの処分方法でしょう。
フリマアプリなどで出品する
使える文房具であれば、フリマアプリなどで出品する方法もあります。
買い手が見つかれば、必要としている方に再利用してもらえる上に、売り上げ金が手に入るので一石二鳥です。まだ使える文房具については、出品を検討してみるとよいでしょう。
ちなみに、売れやすい文房具には下記のような特徴があります。
- ブランドもの
- 新品で未使用のもの
- 販売数が少なくめずらしいもの
- セットのもの
ただし売却を希望しても、必ずしも買い手が見つかるわけではありません。売れなかった場合はどう処分するのかを、事前に決めておくとよいでしょう。
また、出品に手数料や、梱包などの手間がかかる点にも考慮が必要です。
寄付する
友人や知人に貰い手がなく、販売しても買い手がつかないなどの場合は、寄付するという選択肢もあります。
寄付を受け付けている会社や施設に使わない文房具を送ると、発展途上国の子どもたちなど、必要としている人に文房具を届けてくれます。不要な文房具が必要な人のもとに渡り、社会貢献になる点が寄付の魅力です。
そのため、まだ使える文房具がある場合は、罪悪感なく処分できる方法として寄付を検討してみてもよいでしょう。
「文房具がもったいないから処分できない」ときの対処方法
まだ使える文房具を処分する場合は、もったいないと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、文房具がもったいなくて処分できない場合の対処方法を紹介します。具体的な対処方法は次の3つです。
- 使わない文房具は寄付するか売るのが有効活用方法
- 処分することの風水的な効果を知る
- 断捨離もかねて無料寄付する
それぞれについて解説しますので、気持ちの区切りをつける際の参考にしてみてください。
使わない文房具は寄付するか売るのが有効活用方法
まだ使える文房具を捨てるのがもったいないと考えるのではなく、使っていないのにただ自宅に置いておく方がもったいないと考えてみてはいかがでしょうか。
使わないまま自宅に保管するより、寄付するか売るかしたほうが有効活用につながります。
文房具を必要としている人に譲り渡し使ってもらうようにすれば、もったいない気持ちを感じずに文房具を手放せるでしょう。
処分することの風水的な効果を知る
文房具の処分に迷う場合は、風水的な効果を知ると処分しやすくなるでしょう。
風水では不要なものを手放すと、物を捨ててうまれた空間によい気が流れ込んでくることで、運気が上がると言われています。
すると、自分自身の心に余裕ができ、前向きになれるなどのプラスの変化が起こりやすくなるようです。
文房具を処分する際には、もったいないと思うのではなく、運気を上げるために必要なことだと割り切って処分するとよいでしょう。
断捨離もかねて無料寄付する
文房具をゴミとして処分してしまうのがもったいないと感じるなら、断捨離もかねて引き取ってくれる団体に無料寄付する方法もあります。
ダンボールに使わなくなった文房具を入れて送るだけで寄付が完了します。また、文房具を回収している会社へ直接持ち込めば、送料をかけずに無料回収してもらうことも可能です。
無料で寄付した文房具は、発展途上国で販売、または再利用されるなどして有効に活用されます。社会をよくするための寄付として処分すれば、もったいないと感じずに断捨離できるでしょう。
文房具の処分についてよくある質問
ここでは、文房具の処分についてよくある質問にお答えします。
文房具の廃棄量はどのくらい?
文房具に特化した排気量のデータは見つかりませんでした。
ただ、文房具によく使用されるプラスチックは毎年約800万トンが海へ放出されており、世界的な問題となっています。
そのため、文房具の排気量は世界的に非常に多く、環境に大きな負荷を与えていると考えられます。プラスチックを削減するためにも、適切な方法で処分する必要があるでしょう。
シャーペン・ボールペンは何ゴミ?正しい捨て方は?
シャーペンやボールペンの素材はメーカーや種類によって異なります。
そのため、シャーペンやボールペンをひとくくりにして、「一般ゴミ」とか「資源ゴミ」といった具合に分別することは困難です。
また、自治体によっても処分方法が異なります。そのまま一般ゴミとして処分できる場合もあれば、分解して素材ごとに分別してから処分しなければならない場合もあります。
シャーペンとボールペンの処分方法に迷った場合は、自治体に問い合わせて確認するとよいでしょう。
まとめ:文房具の処分・寄付はエコトレーディングをご利用ください!
「文房具をゴミとして処分するのはもったいない」
「まだ使えると思うとどうしても捨てられない」
そういった場合は、ぜひエコトレーディングにおまかせください。(※エコトレーディングは弊社、㈱ウォーク 再良市場の輸出部門です)
エコトレーディングでは、使わなくなった不要な文房具を寄付していただき、タイ・フィリピンのリサイクルショップにて販売しています。文房具の売り上げの一部は、現地の児童養護施設や国内のNPO団体などに寄付されるなど、支援資金として活用されます。
不要になった文房具を寄付するだけで社会貢献につながるため、もったいないと感じることなく処分が可能です。
文房具を寄付いただく際は、事前連絡や申し込みは必要なく、面倒な手続きも一切ありません。ご自宅にある空き箱や袋に文房具を梱包いただき、元払いで送付先住所に送っていただくだけで大丈夫です。また、直接のお持ち込みも大歓迎です。
不要な文房具の処分にお困りなら、ぜひエコトレーディングへの寄付をご検討ください。