「キャンプ用品はどうやって処分したらいいの?」
「なるべく費用をかけずに処分するにはどうすればいい?」
キャンプブームの落ち着きとともに、使わなくなったキャンプ用品の処分に悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、キャンプ用品を処分する4つの方法とリサイクルショップでお得に活用するコツ・ゴミとして回収してもらう際の注意点について詳しく解説します。
使わなくなったキャンプ用品を処分したいと考えている方は参考にしてください。
キャンプ用品を処分する4つの方法
キャンプ用品を処分する方法は、以下の4つが挙げられます。
- リサイクルショップに引き取り依頼する
- フリマアプリ・ネットオークションで販売する
- 自治体や不用品回収業者にゴミとして回収してもらう
- 必要な人に譲る
それぞれ費用や手間が変わるため、ご自分に合った処分方法を選んでください。
リサイクルショップに引き取り依頼する
キャンプ用品を取り扱っているリサイクルショップに引き取り依頼する方法があります。
傷や汚れが少ない商品は、高値で引き取ってくれる可能性があり、処分費用をかけたくない方におすすめです。
リサイクルショップでは、以下のように幅広いキャンプ用品をまとめて引き取ってもらえます。
- テント
- タープ
- テーブル
- チェア
- クーラーボックス
- シュラフ
- ランタン
- ペグ
リサイクルショップによっては、以下の3つの買取サービスを利用できるため、状況に合わせて買取方法を選びましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
出張買取 | ・自宅にスタッフが来てくれるため外出する必要がない ・運ぶ手間が省ける | ・対応地域が限定されることがある ・出張費用がかかる可能性がある |
宅配買取 | ・利用できる地域が多い ・自分の都合で発送できる | ・梱包の手間がかかる ・送料が自己負担になる場合がある |
持込買取 | ・その場で査定結果がわかる ・すぐに現金化できる | ・店舗へ運ぶ手間がかかる ・営業時間内に持ち込む必要がある |
リサイクルショップではさまざまな商品を引き取ってもらえる一方で、買取価格が安くなる可能性があります。
また、無料での引き取りになったり、買取を断られたりするケースもあるため、注意が必要です。なお、多くのリサイクルショップでは、買取できない商品でも、有償で引き取ってくれます。
リサイクルショップで引き取り依頼する際は、事前に電話やインターネットなどで、買取可能か問い合わせておくのがおすすめです。
フリマアプリ・ネットオークションで販売する
フリマアプリやネットオークションを利用して販売する方法も挙げられます。
自由に価格設定できるため、少しでも高値で販売したいと考えている方におすすめの方法です。
フリマアプリやネットオークションでは、壊れている物でも売却できる可能性があり、スマートフォンを利用して手軽に出品できます。
一方で、以下のような手間がかかるため、注意が必要です。
- 商品の写真撮影
- 商品説明文の作成
- 購入希望者とのやり取り
- 商品の梱包作業
取引手数料や送料を考慮して価格設定することで、高値で売却できるのがフリマアプリ・ネットオークションで販売する魅力です。
自治体や不用品回収業者にゴミとして回収してもらう
状態が悪く売却が難しい場合には、自治体や不用品回収業者へ依頼して、無料あるいは低価格でゴミとして回収してもらう方法があります。
自治体で回収してもらう場合には、地域ごとに決められたルールに従って、燃えるゴミや不燃ゴミ・粗大ゴミなどに分別してください。
また、不用品回収業者は、最短即日に自宅まで来てくれるため、スケジュール調整しやすいのが特徴です。
しかし、業者によって料金体系が異なります。そのため、依頼する前に複数の業者へ見積もり依頼すると良いでしょう。
不用品回収業者の中には、自治体の許可を得ていなかったり、法外な料金を請求したりする悪徳業者も存在します。依頼する前に、自治体に登録されている業者か確認してください。
リサイクルショップなどで売れなかったキャンプ用品は、自治体や不用品回収業者にゴミとして回収してもらいましょう。
参照:粗大ごみの分け方・出し方|名古屋市
参照:無許可業者には粗大ごみなどの処分を頼まないでください|名古屋市
必要な人に譲る
まだ使える状態のキャンプ用品であれば、必要としている人に譲る方法もあります。
キャンプを趣味にしている知り合いへ声を掛けたり、インターネット上で商品の売買や譲渡ができるジモティーを利用したりすることで、譲ることが可能です。
必要な人に直接手渡しで譲れる場合は、送料や手間がなく、スムーズに引き渡せます。
トラブルを避けるために、商品の状態を正しく伝え、受け渡し場所や方法を明確にしておくことが大切です。
選択肢の1つとして、必要としている人にキャンプ用品を譲ることを検討してみましょう。
参照:「ジモティー」や「ジモティースポット名古屋」を活用して、リユースを検討してみませんか?|名古屋市
キャンプ用品をリサイクルショップでお得に処分する3つのコツ
キャンプ用品をリサイクルショップでお得に処分するコツは以下の3つです。
- 清掃して汚れを落としておく
- 付属品をできるだけ揃える
- 正しく査定してくれる店舗を選ぶ
リサイクルショップへ引き取り依頼する前に、それぞれのコツを把握しておきましょう。
清掃して汚れを落としておく
キャンプ用品をきれいに清掃し、なるべく良い状態でリサイクルショップへ引き取り依頼しましょう。
土や砂などの汚れや、におい・傷がある場合、査定のマイナスポイントとなり、買取価格の大幅値下がりだけでなく、買取拒否されるかもしれません。
少しの手間をかけるだけで、買取価格アップにつながりやすいため、引き取り依頼する前に汚れを落としておくのがおすすめです。
付属品をできるだけ揃える
キャンプ用品本体だけでなく、箱や説明書・収納袋などの付属品をできるだけ揃えましょう。
テントであれば、ポールやペグ・ロープなどの付属品が不足していると、買取価格が大幅に下がってしまうかもしれません。
少しでも買取価格アップを狙うために、付属品もあわせてリサイクルショップへ引き取り依頼してください。
正しく査定してくれる店舗を選ぶ
市場価格をきちんと把握し、正しく査定してくれるリサイクルショップに引き取り依頼しましょう。
キャンプ用品の専門知識を持っている店員がいる店舗であれば、適正価格で引き取ってもらえます。
また、キャンプ用品を取り扱っていないリサイクルショップもあるため、事前にホームページなどで買取を行っているか調べておくのがおすすめです。
キャンプ用品をゴミとして処分する際の3つの注意点
リサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションなどで売却できない場合には、ゴミとして回収してもらうのも選択肢の1つです。
- 自治体のルールに沿って正しく分別する
- 事前に粗大ゴミ受付センターへ申し込む
- ガスボンベは使い切る
それぞれ注意しながら、不要になったキャンプ用品を適切に処分しましょう。
自治体のルールに沿って正しく分別する
自治体ごとにゴミの分別方法や処分ルールが定められているため、正しい方法で分別しましょう。
たとえば、テントを分解する場合、本体の生地は可燃ゴミ、ポールは不燃ゴミや金属ゴミなどに分けられます。
また、金属やプラスチックなどのさまざまな素材が含まれている場合や、クーラーボックスなどの大型用品は粗大ゴミとして扱われるのが一般的です。
ゴミとして回収してもらう場合には、お住まいの自治体のルールを確認して、正しく分別する必要があります。分別方法が判断できない場合には、自治体の担当窓口へ問い合わせましょう。
事前に粗大ゴミ受付センターへ申し込む
30cm角を超える大型ゴミは粗大ゴミに分類されます。粗大ゴミとして回収してもらう場合には、事前に粗大ゴミ受付センターへインターネットや電話で申し込む必要があります。
粗大ゴミ受付センターへ申し込んだ後は、以下のような流れで処分しましょう。
- コンビニやスーパーなどの指定販売店・環境事業所で処理手数料納付券を購入する
- 処理手数料納付券に氏名または受付番号を記入し、粗大ゴミの見えやすいところに貼る
- 指定された場所に粗大ゴミを出す
粗大ゴミは毎月数回、指定日に収集されるため、事前にお住まいの自治体のスケジュールを確かめてから申し込みましょう。
また、自治体によっては、処理施設へ粗大ゴミを直接搬入できる場合があります。搬入先や受付時間は、地域によって異なるため、事前にホームページなどで確認してください。
粗大ゴミとして回収してもらう場合には、忘れずに申し込み手続きを行いましょう。
参照:粗大ごみの分け方・出し方|名古屋市
参照:ご自分で処理施設に搬入する場合(自己搬入)|名古屋市
ガスボンベは使い切る
ガスボンベは処理施設や収集車での火災事故につながる危険性があるため、完全に使い切ったうえで、自治体のルールに従って廃棄しましょう。
缶を振り、音が鳴らない場合には、中身が空になっていると判断できます。
ガスボンベを使い切るのが難しい場合には、自治体の担当窓口に問い合わせてください。
また、廃棄する前に、缶に穴をあける必要があるか確認しておきましょう。
ガスボンベからの発火を防ぐために、中身を使い切ってから廃棄してください。
まとめ:キャンプ用品はリサイクルショップで手軽に処分しよう
キャンプ用品を処分する方法は、以下の4つです。
- リサイクルショップに引き取り依頼する
- フリマアプリ・ネットオークションで販売する
- 自治体や不用品回収業者にゴミとして回収してもらう
- 必要な人に譲る
なかでも、リサイクルショップへ引き取り依頼するのがおすすめです。
リサイクルショップでは、使わなくなった物を費用をかけずに処分できる可能性があるほか、状態が良い場合には現金化できるかもしれません。
リサイクルショップ「再良市場」では、キャンプ用品をはじめ幅広い商品を取り扱い、出張買取と店頭買取に対応しています。また、査定の結果、買取不可の商品でも、有償で引き取り可能です。
LINE査定のサービスでは、最短3分で買取の可否や査定価格をお知らせできます。
キャンプ用品を処分したいと考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。